司法予備試験、見直し議論　「近道」対策で、法務省など

この司法制度改革の一連の迷走っぷりは、政治も間違えることがある、といういい生きた例

見直すべきは本丸のロースクール制度であって、予備試験はロースクール制度の歪みが発現してしまっているだけのようにも思える。

法科大学院を中心にする目的の様だが、そもそも法科大学院が職業訓練なのか司法試験予備校なのか仕組みがよく分からない。多方面からの受験生を集める趣旨の割には、法学部以外の出身者にとって、多額の授業料を支払って3年の学生生活は長すぎる。それで、司法試験に受かる保証は無く、チャレンジするにはリスクが大き過ぎる。

先日、法科大学院の来年度の補助金配分率が発表されました。そのうち4大学が補助金ゼロとなりました。

法科大学院、明治大など４校は来年度補助金ゼロ
https://newspicks.com/news/1974358/

いわゆる質の悪い大学院に対して補助金がカットされるのは自然だと考えますが、ゼロに明治、南山、近畿が含まれています。

大学名のみで一概に判断はできませんが、一定の認知のある大学においても上手くいっていない法科大学院そのものについても、荘司さんや山田さんがご指摘されているように在り方を議論をすべきだと思います。

追記：
こうした記事に弁護士の方々がどう捉えられているかが分かるのはNPならでは。有難いです。