なぜ中国人はマナーが悪いのか - 中国
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他人を目にしたときに、脳がどう反応するか、比較した研究がある。
日本人の脳は、見知らぬ人でも、見知っている人と似た反応をする一方、
中国人の脳は、木や看板など、風景と似た反応をするという差があった。
ちなみに、アメリカ人はその中間。
極論すれば、中国人のマナーが悪いのは、他人を木や看板と同じだと感じているためだ。
ただし、日本人も、中国人の脳と同じ反応を示す場合がある。
それは、インターネット上で交流するとき。
すぐに炎上しちゃうのも、脳の中では、他人を人間とみなせなくなるためだ。
注目のコメント
「中国人は、今は発展途上だが、所得が向上すればマナーもよくなっていくはずだ、日本も昔はそうだった」
僕はこういう論調にはまったく賛成しません。
もちろん自然を破壊したり、人に損害を与えるようなひどいマナーは当然改善されますし、事実よくなってきています。
しかし時間がたてば、中国人が日本や西側諸国のようなマナーに近づくかと言えば、決してそんなことはありません。
日本人は、ある意味欧米先進国を目標にしていたから結果的に似たようなマナーになったのですが、中国人は「他人に気を使い、人に最大限迷惑をかけない」云々といったマナーには興味がありません。
これからは中国が世界の文化をリードする(と少なくとも中国人は思っている)のだから、中国式のマナーでどこが悪いのか、という考えです。
僕は必ずしも中国人を批判しているわけではないのです。
言いたいことは、「中国人は日本人が考えているような方向に変化するわけではない」ということです。
世界は中国を中心とした文化が拡がっていくでしょうから、中国人が我々に近づくのではなく、我々が中国人の文化も認めて共存できるような価値感を醸成していくことが大事でしょう。