日本人は、「トランプ大統領」を甘くみている
東洋経済オンライン
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安倍首相が日米関係の今後を見据える為に慌ただしく動いていますが、裏を返せばトランプ大統領の政策が不透明で説得か懐柔か屈服かの基本スタンスが見えていない証拠です。
この記事は米国スタンフォード大APARC研究副主幹のダニエル・スナイダー氏の日本への重大警告メッセージですが、今の日本の政財界が忘れ掛けている70歳の米国民が普通に抱いている隠れた本音を思い起こしてくれます。
要はトランプ世代の米国人は日本の戦後の驚異的復興を苦々しく思い「先の大戦で米に無条件降伏した国が何で救済した米国に自由の履き違えで大量の製品を輸出し、その反面米国の農産物は高い関税で保護し車に至っては日本仕様という非関税障壁で価格を吊り上げて妨害する卑怯な国」という認識だと思います。
安倍首相ブレーンはトランプ氏の主張する貿易不均衡は「実態を知らない誤解」と評する傾向ですが、この思考で日米首脳会談に望めば手痛い反撃に合うでしょう!
グローバリズムを行き過ぎた大企業の利益主義でご都合主義として是正しようとするトランプ大統領の決意は当分揺るがず安倍政権の想定以上の厳しい対応が予想されるので、日本の国益の為にベストなシナリオを提案しなければなりません。
トランプ氏の目標は余りにも高く実現は難しいと思いますが当面は力で押すでしょうね。