ドコモ、フィンテック参入 料金支払い履歴で与信 電子決済の「お釣り」で資産運用
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これが上手くいくかどうかはわかりませんが、金融機関以外の事業会社で「フィンテックって何やればいいかわかんないよね」と言っている人たちにとっては、ヒントになりそうな取り組み。自社が持つ事業領域やリソースと、フィンテックという新しいテクノロジーの掛け合わせ方の、一つの事例ですね。ただ、携帯電話の支払い履歴だけでは、大した与信はできないだろうと思われます。
toC向けのビジネスにおいて、CtoCモデルの拡大は避けられない流れですが、安心してトラブルなく取引をするためには、個々人の広い意味での与信制度が必要だと考えています。単に金払いがいいかどうかだけではなく、トラブルになったときの対応ポリシーとか。
私も何度か、CtoCでモンスター的な人に出会ったことがあります。そのサービス内でのユーザーとしてのレビューはそんなに悪くなかったんですが、たまたまそのサービスではトラブルになる場面がなかっただけなのだろうと思います。おそらくそういう人は、他のサービスを利用する中でクレーマー的に振る舞うことがあったのだろうと思えるので、そういう履歴が一つに融合されて、トータルな意味での与信を明示化できれば、CtoCの拡大に寄与できるのでは、と感じました。
なので、家賃という高額な支払いを把握している不動産会社や、そもそも住まいにおける極めてプライベートな場面のキャラクターを把握し得る不動産会社は、このような与信ビジネスにに親和性が高いと思います(アイディアだけなんで、具体的にどういう方法でできるかってのは、一旦置いておいて)。ね、不動産会社さん。金融は情報産業であり、通信会社の参入は時間の問題でした。電話代履歴での与信にさほど魅力を感じませんが、iDを使っての投融資はありますね。でもそれより、多数の機関に使われるFintechのプラットフォームを提供するB2Bのほうがよくないですか。