SUBARUでも無資格検査発覚
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東芝/シャープ/神戸製鋼所/日産と立て続きの国際的不祥事が、信頼の代名詞みたいなスバルまで犯しては日本の製造業の国際信用は地に堕ちましたね!
何度も言いますが、この根源に「国際会計基準」の導入時に真しやかに洗脳された「株主ファースト主義経営」があります。
これが徐々に日本の上場製造業を蝕み、それまで「顧客第一主義で社員が宝」という良き理念が、経営層の報酬が軽く1億円を超える事態にも煽られて、近視眼で刹那的経営に陥り、IT基幹システム刷新も失敗した上に正規を派遣/パートに切り替え無理な人件費圧縮策も裏目に出て、生産性低下&社員のモラルダウンを招いて組織が機能マヒしているのです。
もう長い時を経た症状で、今さら再生・復活の道程は遠いですね!
特にこの事態を、国も官僚も財界までも気が付いていない風潮で、まやかしのアベノミクスの風に乗って、何れ日本の大企業の凋落が雪崩を打って起きるでしょう!
対策案は有りますが政府が動かなければダメな事態です!
注目のコメント
追追追補
17時からスバル本社で会見があります。
国交省に行って来ました。詳細は後ほど。
追追補。
国交省審査・リコール課と話しました。
「報告を待っている段階。話は国から出たものではない。国としては各社の調査報告が出揃った段階でないと発表しない」とした。午後に国交省に取材に行くつもりです。
追補。
スバル広報部に確認しました。
「記事は当社から発表したものではありません。情報を確認次第、正式な発表についてお知らせします」とのことだった。
最大で30万台程度のリコールに発展する可能性とのことです。私も詳細を調べます。昨年の燃費不正では、三菱に次いで一斉調査でスズキの不正が明らかになりました。
当局の指示による一斉調査が機能しているわけです。スバルの群馬工場も輸出の繁忙で人手が慢性的に足らないと言われています。輸出用と国内用が混在するラインで、管理のタガが緩んでいたと言われても仕方ないでしょう。詳細が明らかになった時点でいま一度コメントします。これから東京モーターショーが始まるという時に残念です。型式認定制度に基づく仕組みを覆す悪質な違反。一言、経営に甘さがあり、コンプライアンス意識の低さがあったとしか思えない。好業績の裏に緩みが生じているのではないか。非常に残念。
「日本の自動車メーカーの品質管理が問われる」
この話=日本車のズサンな品質管理、といった鬼の首を取ったような議論は辞めたい。
社内有資格者による検査は、国内販売車両だけで求められている事だから、
全ての車両で違反とはならない、品質ではなく制度の問題。
ルールであるから守るのは当然だが、「何故守れなかったのか?」の原因分析がない。
不良品を出した時の社会的インパクトは自動車メーカー自身が痛いほど解っている。
そこで、無資格者に検査工程をさせた理由を知りたいんですが、誰か回答してくれませんか?
人員不足?
形骸化による軽視?
確信犯?スバルは2008年に公開された人気映画『非诚勿扰』で使われて以来、中国でも根強い人気を誇る日系メーカーです。
素人の私には今回の無視覚検査というのがどこまで深刻な問題なのかはわかりません。ただ、たとえ些細な問題であったとしても「不正」が強調され報道されると、ブランドイメージの毀損は免れません。
なぜ日本の製造業でここまで不正が続発するのかよくわかりません。
世界で「メイド・イン・ジャパン」というと「安全」「安心」「高品質」。中国にいる私も鼻が高く、とても誇りに感じています。
先人たちが血のにじむ思いで確立してきた信用を守り抜き、さらに高めてください。お願いします。というか不正をやらざるをえないぐらい、企業の生産性=儲ける力が弱まっているという根本原因もあると私は思うのです。日本全体でね、、
やはり日本のものづくりの現場で歪みやきしみが起きていると言わざるを得ないのだと思います。職人意識というのは自分の技量へのこだわりであり「バレなきゃいいよ」というものとは対極にあるはずです。その厳しい職人意識を組織として標準化したのがルールです。これは守らなければなりません。
それにしても、ものづくりの現場が緩む一方で、食品の世界では賞味期限の切れたものや不ぞろいの野菜が大量に廃棄されるフードロスが今も続いています。勝手に厳しいアンリトンルールをつくるところもあります。大きな矛盾を感じます。
