トランプ大統領の2670億ドル対中関税、米消費者の「全身」を直撃へ

米中貿易戦争でトランプ大統領は中国からの全輸入品に高い関税をかける事を決めた。しかしこれで最も被害を被るのはアメリカ国民であり、アメリカの企業である。アメリカ国内からも強い反対が出始めている。そしてニューヨークタイムスなどはトランプ大統領は中間選挙で勝てないのではないかと強く報じ始めている。一体日本はトランプ大統領とどう付き合えればいいのか、非常に難しい。

一方で大規模な減税やってますから、影響は顕在化しにくくなってます。しかし結局、保護主義+減税は米国のインフレ率押し上げに伴う利上げペース加速により、既に新興国に影響が出ており、最終的にはオーバーキルで米国経済も景気後退に陥れる可能性があるでしょう。

挿絵がアメリカンなのでついピックしてしまいました。
　米国の追加関税が噂される残りの2670億ドル分の紹介記事ですが、中国からの輸入数量がどこまで減るのか、それが他国からの輸入代替ではなく米国内での生産へのシフトにつながるのか、物価が上昇するなら誰がそれを負うのか、興味深いです。
　メディアでは貿易戦争的なレトリックが多いのですが、トランプ大統領の期待ほどの成果が出ない可能性も私は少し意識しています。