この連載について
40歳は不惑の年と言われるが、現実には惑うことばかりだ。体力は全盛期より衰え、育児や介護など家庭責任が重くのしかかる。仕事もいま現在は「働き盛り」だが、キャリア人生を山だとするなら、あと一山も二山も乗り越えなくてはいけない。ましてや人生100年時代の到来すると言われる。寿命が伸び、年金支給年齢も上がれば、健康寿命の70歳代まで働く時代が当たり前になるはず。となると、40歳はまだ長いキャリアの折り返し地点にも来ていない。では今後、第二、第三の働き盛りを作るためには? 「40歳=若さで勝負することも、貫録で勝負することも難しい年齢」がサバイブしていく方法を模索する。
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大きな組織にいる方は、花形ではない少人数部署の仕事を選ぶことをおすすめします。それでも大手ならそこそこの市場規模を持つし、一人で何でもやる必要があるから社内外の力ある人と仕事ができて、総合的な経験を得られます。
NPOやベンチャーや地域に行く人は、自分一人で仕事を創り上げる、「上司は会社にはいない。上司は社会だ」ぐらいの気概が必要になるでしょうね。誰にでも薦められるわけではありませんが、誰よりも成長する可能性も秘めます。
これは今も昔でも圧倒的に正しいと思う。
理論書もいいが、経験から「身体で覚えた」事はちょっとやそっとじゃ忘れない。
ただ、「経験」を積むだけでは意味が無く、失敗も含めて「そこから何を得るか?」が無いと進歩しない。
その意味で、日々自分の行動を振り返り、反省(分析、評価、問題点認識、改善)すること、は重要。
少し困難な事にチャレンジする > 経験する > 経験から学ぶ
この繰り返しで、5年後に自分を振り返ると、全く違う自分がいる。
好奇心を持って何でも経験してみたい。
そういう意味では、これからの時代、特定の分野の深い専門的な知識・経験が豊富を得て、それを提供することを生業とするエキスパートの価値は暴落していく、という意見に賛成です。それを理解すると、我々が学ぶべき対象や方向性が見えてきます。
瀧本 哲史さんのお言葉を借りるなら、「ここ十数年間における産業のスピードの変化が従来とは比較にならないほど速く、せっかく積み上げてきた知識やスキルがあっという間に過去のものになり、必要性がなくなってしまう」ということでしょうね。
そして、その理由があまりに腑に落ちたため、久喜デザイナーにイラスト図解してもらいました。
本1つ読むににしても、「心構え」を変えればこれだけ学びが深くなるーー。実践しましたが、確かな効果を実感しています。
皆様にも広く知っていただきたいと思っています。
とりあえず自分を大切にしていれば先入観より後味を、快楽より充実感を優先するようになるので自己実現と対人調和だけが残ります。そんな夢と愛に生きる人は自然と様々な分野を学ぶし人脈も広がっていきますから、自分を大切にするだけでOKですね。
①代理体験をする=イノベーターズ・トークを読みイノベーターの行動を模倣する、アカデミアで本を読み、イベント参加で人脈を築くなど
②人に教えることで自分を知る=「コメント」で自分の考えを人に伝える→教える(伝える)ことで自分の理解度を高める
個人的には①のタフ・アサインメントが成長のためには欠かせないと考えています。
「仕事の報酬は次の楽しい仕事」という意識を持つこと。
難しい仕事を楽しめる、ある意味ドM人材は、圧倒的な経験を獲得して成長できる。
若い時の経験は買ってでもしろというのは、こういうことなのだと思います。
学び続ける事は、キャリア複業時代の入口となろう。人は、今までできなかった事、知らなかった事を克服できた時の喜びは、できている事で勝ち続けることよりも満足度が高い。人生楽しみたいものです。