安倍首相、ロシア主催会合で講演 「異常な事態に終止符」
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ウラジオストクの東方経済フォーラムは、日露の政財界のトップが集結して、熱気に包まれていました。安倍総理とプーチン大統領に加えて、パククネ大統領も登壇したので、会場は満杯でした。日本側は、経団連のロシア委員会の委員長である丸紅の朝田会長、三井物産の飯島会長など。北海道の高橋知事も出席でした。
世耕さんが、直前にロシア経済協力担当大臣に指名されるなど、安倍政権の本気度が伝わってきました。
僕は、スピーカーとして招待されましたが、登壇前に帰国することになりました。明日の英語MBAの9月入学式に向けて、一足早く帰国の途についています(今、インチョン)。ウラジオストクは、ソウルよりも近いです。多くの人が極東ロシアに訪問されることを期待しています。厳密に言うと、異常な状態を作ったのはロシア(ソ連)なんですけどね。領土問題もそうですが、占守島や満州などで武装解除後に上陸して多くの日本人を逮捕し、そしてシベリアに連行したのは完全に拉致じゃないですか。
ま、オバマ大統領の訪問で原爆投下の責任問題も水に流したのですから、ロシアと関係を前に進むために昔の関係に目を瞑る、のは仕方ないんですかね。謝罪云々ではなく、我々の先祖・先輩方がこれからの日本のため、と許してくれるかな、と考えてしまいました。米英以外、領土の返還を応じた国ってないんじゃないのかな。
ロシア、それも狡猾なプーチン大統領が領土の返還に応じることは、普通に考えると内容に思えるが、ここに、外交の手腕と冥利がある。
安倍首相がどんな手をつかて、プーチンがどのように応じるのか、見ものです。