「タイタニック」に乗って死にたくないから起業した サラリーマンは大船の乗客であり、起業家は小舟の船長である
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出版業界の場合、業界自体がタイタニックになってきている。
一等船客たち(ベストセラー作家たち)は、まだ優雅にダンスパーティを楽しんでいるが、私のような石炭係は、懸命に石炭を入れても報われることはない。
もう船底に穴が空いちまってるんだから、汗水たらして石炭を入れても無駄なだけだ。
いつの時代も、先に死ぬのは船の底に近い者たちだ。
もう作品力だけでは這い上がれない。
ビジネスモデルで下剋上していくしかない。タイタニックかどうかは沈むまでわからないけど、そもそも豪華客船に乗って楽しいのか、小舟が楽しいのか、という気持ちが大事だと思います。
沈みそうだから小舟に移る、というのでは小舟が不快適だと苦痛極まりないわけです。でも豪華客船も、そこに乗ると上下関係が厳しくて監視社会で息苦しいという側面もあります。その息苦しさも安全な航海には代えがたいという思う人たちもいます。
一方で危険があっても自分の判断で人生をコントロールをしたいという人には小舟は豪華なプールもボールルームもないけれども気ままで楽しいです。ただ小さい波で転覆するリスクがあります。
自由もあって安全で給料も高くて人間関係に悩まなくてもよいということが残念ながら同時に全部手に入りません。まあ、今は小舟も性能があがったのと、救命具の性能も上がったのでずいぶんとリスクは減ってきたということはありますね。