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なるほど。これは勉強になった記事です。確かに市民革命によって近代的な民主主義共和国を獲得したフランスでは、デモは建国精神に刻み込まれていて意味合いの重みが違うのでしょうね。

また、黄色のベストの参加者の目に、高額の報酬を先送りしたと容疑にかけられているゴーン氏がどのように写っているのか興味あります。
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トランプが産まれる土壌がフランスにも。どう考えてもEUは持たない…

彼らには、これまでのデモ隊とは一線を画する特徴がある。
それは右派(保守系)・左派(社会主義系)といった政治思想による団体ではなく、そのすべてが乗り入れている「庶民」という社会階級の集団ということだ。彼らを繋ぐのは「お金が足りない」という共通の生活不安である。
「右派(保守系)・左派(社会主義系)といった政治思想による団体ではなく、そのすべてが乗り入れている「庶民」という社会階級の集団」

「黄色ベスト運動への支援を示した管理職・知的自営業者はたった29%。年金生活者や失業者では半数を超え、ライン労働などの単純労働者では6割以上」

「彼らを繋ぐのは「お金が足りない」という共通の生活不安である。そしてその原因にある、「金持ち優遇の代償に搾取されること」への怒りだ。」
"話題の燃料増税は「環境保護」をお題目にし、価格が低く庶民に利用者の多いディーゼル燃料車を狙い撃ちにしたものだ。"
環境、グローバリズムと言った耳障りのいい政策ではもはや国民の支持は得られない事はアメリカに限らずヨーロッパにも広がっていてそれがブロック経済化を後押ししています。
でもはコミュニケーションの有効な手段であるというのは至言ですね。日本には民主主義を勝ち取った歴史がないので、まだまだお上任せなんだなと感じてしまいました。平和ですが、ユデダコになりそうです。
これで政策を変えられるのですから、市民による対政府デモを無意味とかただの迷惑とか小馬鹿に出来ませんね。

ただし“壊し屋”は本当にいなくなって欲しいですけど。
とてもわかりやすいです。

”右派・左派がどれだけ願っても叶わなかった「思想を超えた団結」を、SNSを介し、自然発生的にやってのけたのだ。黄色ベスト運動をフランス革命に比する声は、それが庶民VS富裕層という階級闘争の形を取っていることに起因している。”
まあこの暴動はあらゆるバックグラウンドの参加者で構成されていることは、現地メディアでも以前から報道されていました。私の友人のフランス人「公務員」も、チャットでマクロン大統領の政策を強烈に批判していました。

さて、参加者のバックグラウンドの多様性はあるとしても、この暴動をフランス革命と横並びで評するのはやや無理があると思います。たしかに革命権のような思想的背景もあるのですが、最大の違いは、共和制(République )の元首を国民自身が選出していることです。この元首を暴力で権力から引きずり下ろすのは、共和制そのものの根本原理を否定するものだからです。とはいえ、筆者が指摘するような壊し屋(Casseurs)が所構わず荒らしまくっているのも事実ですので、そんな連中に対する警察力の行使は許容されるでしょう。現地では高校生も参加しているようですし、なかなか解決の糸口は見つからなさそうです。

こういうニュースは、現地での生活が長い日本人の寄稿や現地報道を参考にするのがいいですね。最近ではオンライン翻訳の精度も高くなっていますし、フランス語は英語との親和性も高いですから、英語に翻訳して読むと日本のメディアでは手に入らない情報が入手できます。実際には歴史や社会の基礎知識がないとなかなか理解が難しいですが。
騒いだところで状況は良くはならないんだけどね。
日本で起こるデモは得てして一般市民の感覚からズレたものばかりなので、社会現象並みに大きいものにはならない。
そういうデモに多数が便乗しないのは、物事の道理をよく理解したエリートや知識ある人が日本には多く、現実問題を理解してるからだと思う。

この内容を読む限り、フランスにおける一般市民の生活圧迫と富裕層優遇であれば、十分団結の理由になるだろう。
なぜなら大多数の人々の生活に直結するからだ。

日本では大規模デモが起こらないと言われるが、もし同じように大多数の市民の死活問題が引き起こされ、それがありのまま報道されれば十分大規模デモが起こりうる可能性はあると思う。
デモはあくまで手段。それ自体が目的化して騒いで終わるのは本末転倒。それを前提に、成功すれば世論を喚起し、様々なネットワークを獲得し、政治行政を変える為のリソースとなる。戦略的に進めることで持たざる者にとっての有用なルールメイキング手法になる。