失速したセブンのドーナツ、全面テコ入れは成功したか?
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元社員です。セブンの商品開発の特徴がよく分かる記事です。中村功二SMDの言葉がセブンの商品開発の方向性を示しています。
「もともとドーナツをやりたかったわけではない。セブンカフェとセット購入されるカウンター商品を開発したい」
今はまだドーナツのリニューアルで対応している段階ですが、早晩、ドーナツには将来的発展性がないことに商品部は気がついてくると思います。マフィンやスコーンなどのテスト販売を繰り返しながら、ドーナツに替わる「何か」を見つける流れになるでしょう。その時には3つの方向性が考えられます。
1つ目は、ドーナツの枠にとらわれずにスタバの菓子ショーケースのコンセプトを模倣する。
2つ目は株式会社BAKEが展開しているような話題の単品菓子をベンチマーク⇨セブンのお家芸である「絶対の追求」で本家以上のクオリティの商品を開発⇨カウンターでボリューム陳列販売する。このような商品は爆発的に売れる反面、飽きられ易い傾向があるので、定期的な入れ替えが不可欠になります。
最後に、現在、セブンが地味に開発・販売を進めている高品質のPB焼き菓子シリーズの進化形。こちらは定番商品なのでライフサイクルは長くなります。
しばらく様子を見守りたいと思います。
関連記事:株式会社BAKEの単品シリーズ
http://nproject.blog.jp/archives/5618026.html別記事でセブンローソンで500億を売ると書いてあったところからざっくり推定すると店あたり70個くらい売れてるのではと見てますが、そこから1.5倍とかなると100個=日販一万円くらいの押し上げ効果という感じですかね
ただし、レジ横の一等地を占拠してることを考えるとこの水準でよいかは微妙かもですね。コーヒーが930億とのことなので店あたり2~3台置いてあるとするとスペースで見れば400億くらい売れて欲しい感じですかね
そうするとあと何割か売り上げを伸ばせればいけるというところまではきてる感じでしょうかねセブンの記事は大企業らしからぬ
・常に目的思考
・成功するまでやり切る
が、感じられます。
殿様商売の油断がなく
最強なチャレンジャー。
サンクコストに惑わされずに
「発売以降もコンスタントに新商品を出していたが、アメリカ的なドーナツに執着しすぎていた」
と切り替えられるあたり、強さを感じます。
人を変えたからだとも思いますが。
見習うべき点は多いですね。
それだけに鈴木さんの件は残念。