世界の富裕層上位8人の資産、下位50%と同額 NGO報告書
日本経済新聞
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オックスファムは、毎年ダボス会議前にこれらの報告書を出して、「格差を是正せよ」と叫ぶ。だが、誰もが明確な答えを持っていないので、議論が紛糾して、非生産的になる。毎年その繰り返しでうんざりする。
「縁故資本主義」や発展途上国の脱税はどんどん取り締まれば良い。だが、トップ8人は、メキシコを除き、縁故資本主義とは殆ど無縁だろう。注目すべきは、「格差」ではなくて、「貧困問題」だ。
一番注目すべきは、最貧困層の過去との所得比較だ。明らかに最貧困層は人数は少なくなっている。地道に発展途上国の政治を安定させ、汚職や脱税を排除して、教育を施し、経済を発展させる。それしか解は無い。
「格差」に焦点を当てると、富める人をターゲットにした議論になる。そこには、失敗した共産主義的な発想以外の明快な解は無い。上位8人が、本当に素晴らしく、人類の進歩に貢献なら、文句はないが、往々にして、そうでなく、タダ乗りが多い。貢献した天才は、下位数%にいたりする、それが問題。
7.2%で複利運用したら資産は10年で2倍、20年で4倍、30年で8倍、40年で16倍になります。つまり1億円が40年後には16億円になっている訳です。このうち15億円はどこから来るかというと資産家に投資してもらうために企業がROEを最大化した結果として最小限に抑えられた人件費から来ます。つまり世界中のサラリーマンの給料が減り、その分だけ資産家が豊かになり続けているのです。バレにくい構造ですが立派な搾取ですね。