世界で高まる日本語人気、教育環境は中韓に出遅れ外国人留学生による刺激を若者に~どうすればグローバル人材の育成ができるのか(35)
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うーん、今の海外での日本語人気は高度経済成長期のような日本企業や日本市場への興味から、というよりも、アニメとかの「触れられる文化」からのものが大きいのではないでしょうか? もちろん、ベトナムなどへの日本企業の進出が進めば現地で勉強しようという機運も高まるとは思うけど、それがこのタイトルの「日本語人気」につながる部分はそれほどないと思います。あと、この記事は国際交流基金からの情報を元にしていますが、実のところ同基金が海外で展開している日本語教育は中〜高級能力者が対象なんですよね。初級者が入るための入り口がない。その裾野を需要のある各地でいかに展開するのか、そこが求められていると思いますけど。
注目のコメント
水を差す様で申し訳ないが、日本語学習者が増えている事が本当だとしても、その先のexitを用意出来ないと、学んだスキルも人材も活かせない。
【学ぶ動機→現地の学習環境・きっかけ→継続の為の支援→スキル・人材の相互活用】の全て整って初めて定着するのでは?
最後に書かれてる「言語がクールジャパン最大のコンテンツ」はありえないと思う。言語は手段でしかないのだから
と、ここまで書きましたがそもそも、とても信用性に乏しい記事でした。日本語学習の目的ランキング第一位「日本語そのものへの興味」を持った理由、キッカケが気になるところ。
「マンガ・アニメ・J-POP等が好きだから」「歴史・文学等への関心」は別項目としてあるわけだから、これとは無関係なんだよね。いったいなぜだろう。日本語を普及させるのは、日本文化を普及させることの何十倍も難しい。言語は、必要に迫られるから習得する。日本語の必要に迫られるとは、日本で長く生活するということか、英語を話せない日本人の環境で仕事をする、ということ。これを踏まえると、比較的高度ではない移民労働者か、日本文化が大好きな外国人くらいしか日本語を学習する母体にはなり得ない?のかなぁと思うと、日本語普及にどれほどの意味があるのか。個人的には和歌や俳句は英語では完全に伝わらないので、味わうためには日本語の習得が必要不可欠だが、そもそも、外国人に日本の文化を伝えることのできる人間がどれほどいるのか。甚だ心許ない。今の世代は、学校や塾で受験勉強と部活動以外教わる機会がなく、親にも教養がないため(自戒も含)、日本文化を味わう術がない。こうした状況下で、クールジャパンとか言われてもなぁ、と思うときがあります。
日本語を通じて日本を好きになり、日本で働きたいと思う優秀な留学生がキャリアの展望を描けるように人事制度を変えないと優秀な学生は他の国に流れます。
大久保にある我が家の周辺は日本の大学に入ろうとする外国人の為の日本語学校があり、大変盛況です。日本に来て安くないであろう予備校や大学に通わせようという家庭出身の為か、皆真面目で勤勉だしマナーも良いです。毎日にように彼らを見ていると、日本人はうかうかしていられないと強く感じます。
世界で高まる日本語人気。全世界の日本語学習者数が20年4倍に増えた。。。というこの記事。世界と接してきた自分の感覚とは随分違う。誇り高きフランス語すら落ち目で、20年で世界中が英語だけになった気がするが、日本語も人気なんですね!!
