豊洲市場の地下水 基準超のベンゼン・ヒ素検出

今、マスメディアは盛り土の問題に集中しているが、なぜ、建設費が3倍も上がり、なぜ落札率が99%台なのか。これは明らかに談合で利権の構造に繋がるはずだ。

築地とも比較してほしいですね。

いつの間にかすり替えられてしまっている感がありますが、本来論点は「移転すべきか否か」であって、「豊洲が100％安全か」だけでは無いでしょう。築地のリスクと比較しなければ。

これで豊洲に一定程度安全リスクがあることは確定してしまった。でも仮に築地市場にそれ以上のリスクがあるのであれば、移転はすべきだ。

今豊洲の実情は連日報じられていますが、現行の築地がどれほどやばいかの情報が少ない。こちらももう少し報じて欲しい。


【追記】
築地豊洲比較は意味ないというコメントがいくつかあるので、それへの反論を追記します。

●比較ではなく絶対評価で豊洲がこの状況なら移転できないという意見
→それは移転候補地を探す段階で主張すべき内容だと思います。今は既に決断しなければならない段階です。
リスクの全くない第三の地に移転できればもちろん良いですが、すぐには実現しない。であれば選択肢は築地継続か豊洲移転かの二つしかない。大切なのは、今、目の前の問題をどうするかでしょう。


●比較内容について
→比較するのは汚染度だけではありません。
それぞれのリスクを総合的に比較すべきだという意見です。
例えば老朽化、移転中止に伴うコスト、その他です。

週刊文春の報道がなくて、その後のメディア各社の続報もなくて、舛添氏がそのまま知事でいたら、豊洲市場は何の問題もないとしてオープンしていたはずです。なんと恐ろしいことか。ここまで看過してきたメディアは猛省しないといけません。