「ずっと同じ会社で安定した人生」の深刻な副作用
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大企業を定年まで勤めてから気づいても手遅れ。だから20代に読書をしておく必要があるのです。もっとも20代で気づくかどうかは資質、勇気、感性、運、いずれかがあるかどうかだ。
「私たちは講釈に依存している。行動や冒険を知識化せずにはいられない。公営企業や公務員、そして大企業の従業員たちは、何らかの講釈に当てはまるような物事しか実行できない」
「私たちに必要なのは、ランダム性、無秩序、冒険、不確実性、自己発見、トラウマに近い出来事だ。これらがあるからこそ、人生には生きる価値がある」ナシーム・ニコラス・タレブ(『反脆弱性(上・下)』)
注目のコメント
別にずっと同じ会社にいることが、「安定した人生」でもないし、「型通りの思考」になるわけでもありませんよ。
「同じ仕事」、「同じ立場」、「同じ場所」、「同じ働き方」、「同じ人間関係」のままだから、それに最適化された「同じ思考形態」になるというだけのことです。
同じ会社であっても、転部したり、転勤したり、職種が変わったり、あるいは従業員からマネジメントに立場が変わったりしたことで、自分を取り巻く環境や自分自身の考え方が劇的に変わった経験を持っている方は、多分多くいらっしゃると思います。
人は環境によって変化する生き物ですが、同時に自分自身でも変化を行すことができる能力もあります。
会社という人生のハコが変わるかどうかは、人間の成長や変化の数あるキッカケの一つに過ぎませんし、変化が常に正しい成長に寄与するとは限りません。
大事なのは、どんな環境であれ、変化することではなく、成長するということだろうと思うのです。むしろ最近は雇用の流動性こそ神聖だという言論しか目にしませんが
記事中で既に言及されているように、同じ会社だから起きている症状ではありません
その会社が不健全だから起きているものです
人生に成長は必要ですが、その土台に安定と持続性があることはもっと大切です
そうでなければ庶民はローンくんで消費などしません
不確実性にワクワクするエリートはそうすればいいでしょう
でも世界の九割は凡人ですよ
不平等にどこかで憧れながら、オトナ帝国の野原ひろしを見て涙しちゃう小市民です