日本の使い捨てカイロが海外で売れる理由
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台湾やタイ、シンガポール、UAEなど、カイロが一見不要に思われる暖かい地域でも、暖房器具が無い分気温が下がったときにすぐに暖を取れるので需要があるとのこと。なるほどです。
北インドも同じで、夏がめちゃくちゃ暑いので暖房器具はもちろん無いですし、家の中が冷える構造になっています。私は12月と1月という一番寒い時期にデリーに滞在したことがありますが、インドだと思ってナメてかかったら凍えそうでした。10℃くらいはあるのですが家の中の方が冷えるので部屋にいるともっと寒く感じます。セーターやパーカーを現地調達しましたし、バケツに生姜を入れて足湯をしないと眠れませんでした笑
現地の方は慣れているのでしょうが、それでもカイロの手軽さは受けるのだろうなと想像します。使い捨てカイロは日本では一般的だが世界では歴史が浅い。
以前、知人の話で「海外の空港で身体に貼っていたカイロを怪しまれ、壁に手をつけさせられ銃を向けられた」というケースを聞いた記憶があるが、冗談であれ何であれ"袋に入った粉状のものを服の下に貼り付ける"という行為は麻薬密売人と間違えられても不思議ではない。
スポーツ観戦やアウトドアでの用途、中国での高級輸入品ブランド等、うまく現地に合ったマーケティング施策を展開しながら人々のニーズを喚起し、市場を創り上げたのだろう。麻薬に間違えられるレベルから人々の生活に密着した存在へ。その苦労を思うと頭が下がる。カイロは日本市場ではメーカーにとっては犠牲プロダクト。(要するに儲からないか赤字)
小林製薬やマイコールなど含め、厳密に販管費/リベートを振り分ければ赤字でしょう。
一方で、カイロをその値段で出しているから、他の日用雑貨で利益をとらさせてもらってる。
九州のコスモス薬品なんかはすごい価格交渉をしてきます。(もうメーカー涙目)
一方で、海外ではまだ収益を生み出すことができるので、国内製造→海外販売を進めているのでしょう