苦境の和装業界の中、インバウンドと潜在需要で業績アップ！「たんす屋」の戦略

なかなかよく考えていますね。
個人的にも、機会があれば着てみたいと思っているのですが…

あっさり書いてあるけど、日本の厚い文化や伝統はこれからも世界で戦えるウリになるはずで、こういう着物の体験も需要はあるんだろうな。
着付け体験と共に、面倒くさがり屋さんの為の全て丸ごと着付けしてくれるサービスもいいんじゃないかな。グランピングなどのように、「非日常の感覚を味わいたいけど、準備は面倒…」のような客層も多いのだはないだろうか。
やり方、ウリ方で日本文化のポテンシャルを如何に届けるかの大変参考になる例だ。

ぼくは毎日、和装ですが、それだけで海外のかたとはネタに困らずに済みます。洋装を和装に戻すだけでインバウンドの吸引力があるのだから、ビジネスの可能性もまだまだあると思います。
クールジャパンのインバウンド戦略は、マンガ・アニメ・ゲームなどのコンテンツ、食、ファッションなどのヨコ連携が最重要ポイントになっています。
ファッションも着物「を」「売る」だけでなく、着物「で」「コトを起こす」ことで広がるでしょうし、食にしろアニメイベントにしろ、着物とのタイアップでもっと面白くなるでしょう。

東京山喜さん、売上の3割が既にインバウンドなんですね。衰退産業において、立地と業態の変化への重要性を強く感じます。