bitFlyerがシリーズCで約30億円を調達、資本金で世界2位のビットコイン取引所に
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資本金で2位って笑。BTCの取引高で国内ダントツトップなのはzaif.jpです。中国系に続く世界5位を達成しています。 https://corp.zaif.jp/info/1688/
年明けから、投資先の資金調達が続いている。
メルカリ84億円、Kaizen800万ドル、Chatwork15億円、Sansan20億円、そしてbitFlyer30億円。4ヶ月で150億円規模となる。
未発表のものもあれば、これから発表されるものも、まだ続く。
資金調達の発表に際し、おめでとうございます、とは言わないようにしている。
これから、だからだ。これ自体が成功ではないからだ。
かわりに警鐘を。
資金は集めるよりも、適切に使う方がはるかに難しい。
資金を調達すればするほど、3つ、大きな課題が生じる。
1 油断
起業家が1油断すれば幹部は10油断し、社員は100油断する。
一度緩むと引き締めるのは容易ではない。
毎日のケチを徹底するしかない。
2 次に採用の緩み
最大の投資であり、成長の原動力でもあるのが人材なので無理はない、採用を加速する。
加速自体は悪くないが、同じ採用力の会社が5倍採用加速すれば、何が起こるか。自明の理である。
かつて大型調達して、その後さらに成長した会社は採用に成功し続けた。
そうではない会社は、採用が失敗した。
恐るべき現実である。
採用について、脳みそから血が出るほど、考えてほしい。
3 BS計上された資本を、どのようなPLに変換していくのか。あるいはBS投資をするべきなのか。
適切なユニットエコノミクスは確立されているのか?
これまた、脳みそから血が出るほど、考えてほしい。エンジニア目線では、
- 動的(スクリプト)言語 : 静的(コンパイル)言語
- 型なし(動的型付け)言語 : 型あり(静的型付け)言語
がゴッチャになっているのが嫌でした。
前者は処理系の話で、後者は言語仕様の話。インタープリターで動作するCの処理系もあります。Objective-Cは、型なしのスタイルでも書けるし、型ありのスタイルでも書ける。
静的型付け言語であっても、Visitorパターンとか使ってダウンキャストを多用したりすることもあり、コンパイル時点で実施できる静的チェックなんてたかが知れている。結局、プログラムの品質は、テストをちゃんとやるかどうかで決まる。静的言語の方がロバストだ、みたいなのは幻想ですよ。(ほとんど、まつもとゆきひろさんの受け売り)