なぜアメリカの優秀な若者は大企業で働かないのか?
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注目のコメント
概ね賛同だが、この記事を鵜呑みにするのは危険ですので、きちんと自分の頭で考えましょう。
1. この記事はベンチャー企業の求人募集用の記事である
2. 引用されているアクセンチュアの調査は、アクセンチュアが大企業向けにタレントマネジメントを売り込むための記事の調査である。そのために大企業に警鐘を鳴らす調査結果になっている
https://www.accenture.com/us-en/insight-2015-accenture-college-graduate-employment-research
と言うことで無料で読める記事には、何らかのバイアスが掛かっている事を念頭に情報収集する事が求められると考えます日米間で学生の就職志向が異なる理由は端的に一つ、解雇規制の有無。解雇規制が強く、整理解雇の4要件をクリアしない限りクビにできない日本と、柔軟に整理解雇ができるアメリカ。
国内外問わず、中小ベンチャー企業よりも大手企業の方が潰れにくいのは変わらない。ただ、解雇規制の強い日本では企業の安定≒個人の安定だが、リストラをガンガン敢行できるアメリカでは企業の安定≠個人の安定。
右肩上がりで雇用の吸収力があるベンチャーよりもむしろ、成長が鈍化した大手の方がリストラされるリスクが断然高いということ。
安定した生活を求めるのは国民性でも何でもなく、万国共通。会社に寄りかかった方が安定する(かのような幻想が未だに残る)日本と、個人のキャリアを確立しないと安定できないアメリカの環境の違いに過ぎない。KDDI創設者で今弊社会長の千本氏が以前連載したイノベーターズライフ「第6回: 胸を張って答えた勤務先。ルームメイトの罵倒で価値観が変わった」の記述(リンク先)によると、少なくとも40年前から同じような話があったようです。
つまり、
・日本 > 大企業選好
・米国 > フロンティア精神
https://newspicks.com/news/1342842
---一部を引用(注:は引用でなく今回コメントでの付記)---
(注:米国留学先での)ルームメイトがある日、「君(注:千本氏)は日本でどういう会社に勤めていたんだ?」と聞いてきました。
僕は少し胸を張りながら、「国の資本で営まれている、日本で唯一にして最大の電話会社(注:電電公社)に勤めているよ。国中のエリートが集まる、30万人規模の巨大企業なんだ」と答えました。
すると、彼はそれまで使ったこともない汚い言葉で僕を罵ったのです。「ダム!(このクソ野郎)」と。
(中略)
僕が彼の価値観や思考回路を少しずつ理解し始めたのは、それから半年ほど経ってからのことでした。
アメリカという国が大事にしているのは、この国のルーツに直結する、“何かにチャレンジする”精神なのです。
<肌身で感じたフロンティア精神>
チャレンジするということは、リスクを取ることであり、それによって新しいものを創りだし、大きく成長させていくこと。
アメリカ社会では、そんな生き方こそが尊ばれているわけです。
その観点からすれば、大きな組織の威光に寄りかかり、歯車のひとつに組み込まれるような生き様は、まるで評価されません。