英国民投票 EU離脱派が勝利
NHKニュース
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一昨日イギリスから来たビジネスマンと話した時、彼は「結果がどちらになったとしても国民の半分が結果に対して大きな不満を持つことになる。このように国論が真っ二つに分れて国民投票にまで行ってしまったこと自体すでに悲劇だ」と言っていた。
この結果を受けて、英国民が一致団結して新しい方向に進もうというポジティブな方向にはいかないだろうから、EUから離脱する英国自体、国内は事実上分裂の方向に向かう可能性がある。米国の大統領選挙も同じような傾向を辿っているように思える。
秩序崩壊と分裂はもう世界的なトレンドになっていると考えるべきなのかもしれない。19世紀のグローバリゼーションが揺り戻しによって終焉したように、20世紀後半からのグローバリゼーションも、これを契機として終焉に向かうのでしょうか。大きな歴史が動きましたね。
やはり、英国に主権を、というキーワードが一番強かったのでしょう。国民主権を失いつつあることに対する言い知れようのない不安が、難民問題やギリシャ問題などの数々のこれまでの議論と重なり合い、ひとつの結果につながったようです。
これは逆に英国の英国に対する自信かもしれませんね。これで一番の恐れは、EU解体です。英国がぬけるということは、フランスやドイツで根強い脱退派に大きな自信を与え、その動きを加速させるはずです。為替や株価の反応は、その恐れの現れ。
追記:フェイスブックでオックスフォード時代の友人たちが阿鼻叫喚の騒ぎよう。二重国籍?の一人はUKパスポートを捨てるといい、スコットランド出身の一人は、そのうち私もスコットランドのパスポートね、と追い打ちをかける。かなりの混迷ぶり。