緊迫する朝鮮半島、日本はどうするのか
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トランプ政権の北朝鮮への攻撃はもうカウントダウンに入ったと思ってよいでしょう!どうもシリアアサド政権への突然のミサイル攻撃が訪米会談中の習近平主席への北へ介入のプッシュだった可能性があり、一寸軽率な判断でトランプ政権には逆風が吹くだけと思います。
これまで極東政策では消極的だった米も北の「ミサイルは在日米軍基地が照準」と公言されては、これ以上の無視は出来ないとの判断でしょうが金正恩総書記はあくまで威嚇のメッセージの筈が今回は虎の尻尾を踏んでしまったようです。
この事態に「米の傘で戦争回避」を金科玉条にしてきた安倍政権の思惑が大きく狂って、集団的自衛権が尖閣でも南シナ海でもなく北からのミサイル攻撃に対応せざるを得ないという想定外の最悪のシナリオになろうとしています。
200~300発のミサイルを保有し移動式発射台から短時間で発射可能な固形燃料をものにした北のミサイルの一斉に数十発の飽和攻撃を米軍のイージス艦やPAC3では殆ど迎撃困難と云われ、日本は欠落の防衛システムのままでは、米軍基地のみならず原発がターゲットになり大惨事になる可能性が高いのです。
勿論核ミサイルが飛んで来ればもう立ち上がれません。
望みが有るとすれば中国が強く介入して北を諫めて開戦を回避する方法ですが、習主席の訪問中のシリア攻撃で対中強硬色を出したトランプ政権に協力するかは微妙ですね。
もう1つは北の攻撃前に米韓(日?)が先制攻撃して実質北の攻撃能力を壊滅し日本への攻撃も不可能にする方法ですが・・前述の様に所在が掴めない移動式でミサイルで韓国/日本へ発射されると短時間のセットでミサイル着弾までの約10分以内に弾道をキャッチして迎撃するのはほぼ不可能なので着弾エリアでは相当の被害が免れません!
安倍政権の読み違いを糾弾する暇は無く、早急に米に訴えてTHAADの全国配備を進めなければなりません!今更日本が核保有だの戦闘機や海軍の補強ではなく、ミサイル防衛システムの強化こそ最良の攻撃手段になるのです。
以下は参考記事です。
1)国民が知らない今そこにある戦争危機!http://blog.goo.ne.jp/notomi0700/e/47883fb29c012f5b6099c5c3c0472
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2)トランプ政権の尖閣/南シナ海防衛宣言で習中国はどう動くのか?米中開戦と日本の参戦は?(上記ブログで)
注目のコメント
本日より、新特集「朝鮮半島クライシス」が始まります。北朝鮮情勢がこれまでになく緊迫しています。北朝鮮のミサイルはすでに、日本の排他的経済水域(EEZ)と防空識別圏に着弾した「実績」があり、能力としては佐世保、岩国の在日米軍基地も射程圏に入っています。
2011年に金正恩政権が発足してから、内向きの姿勢が強まる北朝鮮。仮に有事となれば、米韓が中心になることが想定され、北朝鮮に影響力を持つ中国はどう動くのかも大きな鍵になります。そうしたなか、日本はどう対応すべきなのか。
どのような形にせよ、仮に北朝鮮有事や内部崩壊という事態になれば、大量の難民発生や、事後の経済復興が想定されます。日本には経済支援や難民受入が要求される可能性も高いでしょう。
有識者への取材と編集者メンバーの記事を中心に、連載をまとめました。本日より、日曜日までの7日連続連載です。よろしくお願い致します。
追記:Mikamiさん、ご指摘をありがとうございました。修正しました。国策を思案することも重要ですが、有事の際に個人レベルでどう行動すべきか、地震対策と同様に現実感を持って自分の頭で考えて検討すべき段階に入っているように感じます。仕方ないことなのでしょうが、メディア報道の頼りなさは、6年前の地震でよくわかったはずです。
元の意味とは異なりますが、天下国家を云々するだけでなく、「上に政策あれば下に対策あり」の精神で臨むべきなのでしょう。CNNニュースでは北朝鮮と中国の南シナ海に関するニュースを見ない方が少ないくらい報道されている。
二国に近い日本ではアメリカほど報道されていない印象。
日本の危機感は薄い。