カフェやスーパーを誘致する筑波大の事情 - 少子化と交付金減で"新収益"を模索
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筑波大学の平成28年度財務経営レポートを見ると、同大への国からの交付金は約408億円で大学全体の収入の約41%。運営費交付金が削減される中、自己収入や外部資金の獲得が不可欠になっていると考えられます。現状、主な自己収入は学生納付金や附属病院収入で、主な外部資金は科研費や受託研究となっています。今後この記事にあるような事業も増えてきそうですね。
筑波大学平成28年度財務経営レポート
https://www.tsukuba.ac.jp/public/misc/pdf/h28report_jp.pdfこの記事でむしろ驚いたのはスーパーの「カスミ」が入っていること。カフェとコンビニは良く聞きますが、スーパーはさすがに殆ど聞かない。
というのも記事にあるように、大学内は夏休みや春休みといった閑散期が生じてしまうため、採算の目処が立ちにくいという特徴があります。それでもカフェ、コンビニは店舗規模を含めてコントロールしやすいのですが、スーパーであると生鮮品が多い。食品の回転率が一定程度必要なはずで、より難しさがあるのではないかと推測します。
なお大学という場は年齢層が若い層に絞られやすいので、ブランディングやマーケティングとして利用価値が出やすいという側面があります。そうした特徴を活かせば、街中では見られない連携や形態も生み出せる可能性があります。スーパーはキャンパス内に学生寮があればこそ、ですね。
いまは有名レストランやファミレス、美容室なども国立大学のキャンパス内にあることがあります。
北海道大学は結局叶いませんでしたがスタジアムをキャンパス内に誘致しようとしていました。
北大構内に日ハム新球場を誘致するメリットとは。
http://hokkaido-shohousen.seesaa.net/article/448821981.html