梅雨：西日本で雨降らず　気象庁、梅雨入り日見直しも

梅雨入り日の仕切り直しって初めて聞きました。

梅雨入りと梅雨明けは、一般に日々の予報や観測で発表される速報値と、9月になってから春から夏にかけての天候を詳しく分析して発表される確定値の二種類があります。
速報値と確定値が数日ずれることはよくあるのですが、10日以上ずれるとなるとたとえば関東地方では2013年以来のこととなります。このときは平年に比べ記録的に早い梅雨入りのはずが、ふたを開けたら平年よりも遅かったということになりました。

今回も、明日からあさってにかけて低気圧や前線が通過したあとは、本州付近がしばらく低気圧の通り道となる見込みです。梅雨入り確定値はこのあたりになりそうです。

なお、沖縄では梅雨明けの平年値は23日ですが、本州付近に梅雨前線が北上してきたタイミングで高気圧に覆われ夏本番となる見込みです。およそ平年に近いタイミングでの梅雨明けになりそうです。

1994年には、猛暑による水不足のせいで鉱工業生産にも影響が出ましたので、注意が必要ですね。