SNSのせいで「自分もスゴいことやらなきゃ病」にかかった人が見習うべきはマイルドヤンキー

こういう議論のなかのマイルドヤンキーって、なかなか酷い描写をされがち。あたかも能天気なハッピー人間みたいな。

「足るを知る」のと「知らぬが仏」は違う。「劣等感」と「向上心」は違う。「諦め」と「達観」は違う。間違えると、どっちにしても後々後悔します。

うわー。めちゃくちゃ良い事書いてる。本当そうなんだよな。昔ながらの言葉で言えば「足るを知る」ということ。"現状に満足する"ということではなく、"ありのままの自分を好きになる"ということ、というか。他人と比べて自分を卑下しても何にも良いことないってことですね。

この「意識高い系」の人ほど、幸せが見付けられず苦しむ・・という指摘、すごくよくわかいます。
まさにNewspicksの読者の方など、そうなのかもしれませんね。もっと知識を、もっと世界に目を向けて、もっと人とつながって・・AERAの読者もそういう人が多いので、私たちもつねにロールモデルとして前向きで向上心の強い人を取り上げるのですが、一歩引いて見ると、それってつねに「前へ前へ」というプレッシャーと闘っていることでもあるんですよね。
私自身、追い立てられるような感覚続きで、時々苦しくなります。
自身のキャリアだけでなく、子どもの教育に関しても「グローバル人材に育てなきゃ」病が広がっているような気がしています。
そこそこの幸せという感覚も人によって違うので難しいですが。