「残された時間はあと6年」夏野剛氏が語る、世界と戦うためのBtoBイノベーション - エンジニアtype
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2014年の記事なのであと4年です。それにしても効率の悪いシステムがはびこっていて困ってしまいます。当然のことにお金をかけられない人が多すぎます。
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かなり共感する内容。B2B市場の改善/発展の余地ありありですね。
追記:2014年とかなり古い記事をPickしてしまった(苦笑)
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日本のエンタープライズ開発の特殊性が、成長の足かせになっていると?
そう思います。特に発注側には、構造的な問題がある。
欧米企業の場合、CIOや情報システム部門のトップにはベンダー経験がある人材を充てるのが一般的です。他方、日本の大企業では、社内の生え抜きが就くケースがほとんど。中にはコードを書けない、ベンダーの手の内も知らない人間が情報システム部門を率いていることもあります。こうした現状に何の疑問を持たない経営者が多いことも、日本の特殊性を助長していると言えるでしょうね。世間には便利なアプリがたくさんあるのに会社のシステムだけ使いづらい。日本は悪い意味で特殊。御意。これは経営者の問題です。
でも安心しよう。「これだけモバイル使用経験がある人々が存在する国はほかにありません。」そしてあと6年残されているらしいから。メモ:
日本企業が置かれている状況って、戦国時代の鉄砲伝来当時の状況とよく似ているんです。
織田信長と同じ時期に鉄砲を手にした武将はたくさんいましたが、彼ほど上手く使いこなせた武将はいませんでした。なぜ、信長は鉄砲の活用が上手かったのか。それは、ほかの武将のように鉄砲を「導入」しただけで満足することなく、戦のやり方を変え、人事体系を変え、歩兵たちのインセンティブ体系を変えたからです。
多くの日本企業は、信長以外の戦国武将と同様に、システムを入れることに満足してしまって、古くからのビジネス慣習そのものを刷新しようとはしていません。