この連載について
40歳は不惑の年と言われるが、現実には惑うことばかりだ。体力は全盛期より衰え、育児や介護など家庭責任が重くのしかかる。仕事もいま現在は「働き盛り」だが、キャリア人生を山だとするなら、あと一山も二山も乗り越えなくてはいけない。ましてや人生100年時代の到来すると言われる。寿命が伸び、年金支給年齢も上がれば、健康寿命の70歳代まで働く時代が当たり前になるはず。となると、40歳はまだ長いキャリアの折り返し地点にも来ていない。では今後、第二、第三の働き盛りを作るためには? 「40歳=若さで勝負することも、貫録で勝負することも難しい年齢」がサバイブしていく方法を模索する。
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思い起こしてみると、幼少期の頃は大晦日と元旦の線引きは今よりハッキリしていた気がします。
最近では31日の18時位までデパートはあいてるし、元旦からは初売り。一家で紅白を観る機会も減りましたし、うっかりしてると、当日になり「あぁ今日大晦日だったなぁ」と気づいた位の感覚で過ごしてしまいます。
みんな違ってみんないい時代。「節目」は曖昧になっていくのかもしれません。
そんな時代にあえてオトナと子供の境界線を引くとするならば、それは40歳ではないか。
そんな話を書きました。
子曰く「四十にして惑わず」だそうですが、周囲を見渡してみて、40を過ぎて惑っていない大人なんて見た試しがありません。たいてい誰も彼もジタバタ、あたふたしてるもんです。私の周りだけでしょうか?
本稿の「40歳成人説」にしても、40を目前に控えた大室先生の焦りに発する「モラトリアムのおかわり」宣言であり、10年後には「50歳成人説」を声高に叫んでいることと予測します。
だったら是非、それを原稿に…と今回の寄稿をお願いしたのですが、これが期待以上の面白さでした。
大人になるということと「諦め」の関係。そして現在、大人になるためのイニシエーションとは?
身体は老いるのですが、それでも長寿の今、大室さんの言うように40歳は元服かもしれません。
※周りを見ていると結婚、出産の本気の考えラインも今40歳の気がします。(そして、そこから悩むパターンも多数…)
地方を取材していると80歳でも身体が動け畑に漁に、お店に、と定年なしに皆働いています。
東京だと元服したばかりなのに「もう、上がりだ」というセリフを聞き違和感を感じます。(上がり意識で、事なかれ主義に鞍替えし過ごす人も)
そして、元気なのに自宅テレビ族に…。
身体の老い合わせてですが、元服後、まさにここからの働き方を考えるときかもしれません。
別の形での落ち着きは、キャリアの先(キャップ)が見えてきたことで、夢を見ることはなくなるというものです。(起業家を除くと)ほぼほぼ勝負が付いてくるのがアラフォーです。この観点からは40歳で元服
動いている大室さんがご覧になりたい方は、こちらのLivePicksの動画もぜひ!https://www.houdoukyoku.jp/archives/0029/chapters/28905
男女で「元服」の年齢感覚が違うのも納得です。体の構造が違うので、男性は間違いなく30くらいまで発想が幼稚です。一方女性は20代前半からフルスロットルで働きます。つまりすでに「元服」を終えている。もちろん出産を控えているからです。
骨折とフットサル、スノボもおっしゃる通り。
私ももうすぐ40でさ。明らかに30歳を迎える時よりも「元服」に近い感覚があります。大人になろうっと。