バイエルンにあって日本代表にないもの

身体の使い方という面から選手育成を考えていかなければならない。赤ちゃんの頃は誰しもが力に頼らずに動いているのに、いつの間にか動く＝筋力に頼るという構図が出来てしまう。

最新の「Number Do」という雑誌が体幹トレーニング特集だったのだが、長友や青山学院大学陸上部のメンバーが異口同音に語っていたのは、体幹トレーニングで重要なのは「脱力」だということ。

力をいれれば、早く動けるのではなく、力を上手く使える身体の動かし方を身につけるのが、体幹トレーニングでは重要だと。ちょっと衝撃を受けましたし、気づいている人は気づいているんだなと。

咲花トレーナーに、日本代表で雇えないものでしょうか。。。日本人の世界的権威がいながら、その知見を活用できないのは悲しい。

日本サッカー協会がビジョンを掲げないから監督が変わる度に目指すサッカーが180度変わる。世界と戦って何が足りなかったのか、どこを強化すればいいのか。そのような反省を元に、若い世代から強化を図っていく、指導者を育てていく。こういった明確なビジョンがなければ何も変わらない。