現場報告 銀行員がどんどん辞めている
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扇情的なトーンを演出したいという編集意図が極めてわかりやすいタイトルですが、人材の流動性が高まること自体は、当人にとっても、日本社会にとっても、また当の銀行にとっても、総じてポジティブな流れではないでしょうか。
複数人のメガバンクOBの方から「メガバンクの中には優秀な人材が数多いる。そうした人材がより成長領域のスタートアップで活用してもらうことはできないのか?」といった内容を伝えられたことがあります。リップサービスなのかもしれませんが、内部にいらっしゃる方のほうが、外の人よりも強く意識してらっしゃるのだと思います。既に新卒の採用人数も抑制されているわけですし、スリムな体質になること自体は望ましいことでしょう。
マクロの視点では、人材の流動性の低さは極めて深刻な課題だと思います。単線的な成長が期待できる経済下であれば、たしかに終身雇用もワークするのかもしれませんが、不確実が高く、なおかつ成熟した社会においては、完全に破綻したモデルです。
大企業が内部から変わってきている現実を奇貨とし、メディアにも経済の体質変化が生じる萌芽として、前向きに報じていただきたいものです。銀行に行く人は、銀行に行かなくなっても次に安定的なところにいきそう、とこちらの記事にコメントしましたが、転職先は公務員が多いとの記述に納得
https://newspicks.com/news/2954858
単に安定を求める人が山盛りいても今の銀行的にはダメなのでそれは一定、良いことかもしれません
ただ、同じ記事に書きましたか、新卒を抑制して調整するのはあまり得策ではありません。ぶら下がり社員を減らし、革新が起こせる人を増やしていかないと、本当にレガシーのまま滅んでしまいそうです