ここがダメだよ、ニッポンの経営~なぜ日本の1人当たりGDPは低いのか~
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デザインする力を適切に引き出しましょう。指示されたことを的確にこなす能力だけでなく、指示そのものが解くべきものなのかを見つめられる人が増えなくてはなりません。
注目のコメント
日本経済の下支えは、実は中小企業で働く低所得層が縁の下の力持ちとの言葉の如く踏ん張ってきた事実がある事を忘れてしまった事によると私は思う。
経営者の心に力を合わせてと、一騎当千では無く数で乗り越えてきた。
確かにそれぞれの各界にリーダーの存在の影響がある事も事実であるが、人の心を知るリーダーが昔は多かった。
日本は本来、現代資本主義思想には程遠い思想の持ち主の集まりではなかろうか。
日本の歴史を見て見るに江戸や鎌倉の時代を見ても、世界が植民地化をしてる時代を見ても、日本は経済発展と共に人を大切にしてきたから、なんとか不器用にもやってこれた。これは現代にあって変わる必要があるのかと言えば、わからない。
ただこの変化から解るのは、人に重きを置く時代から⇨モノに重きを置く時代に。そしてこれからは人とモノの両方に重きを置く時代へと望まれているように思う。
そうした時に、縁の下の力持ちは力を発揮し、また新たな時代を築いていくと私は信じている。
人格ある経営者の存在が再び日本を盛り上げると。
今は未来の為に耐えるトキから解放される重要な時代に入ったと思う。経営学者みたいな人が上から大上段に「日本企業はここがダメ」というけど、大企業でそれなりに働いている人はみんな分かっている。
だから、そういう人には単に「あるある的共感」の読み物にしかならない。(誤解ないようにいうけど、こういう企画は、日本企業の問題が分かっていない人には有効だと思う。)
大企業の場合、「ニッポンの経営」の問題は現場レベルでは把握されているが、問題解決しようとしても、大変すぎて手に負えないというのが一番の問題。
私の周りで見ても、採算度外視でそういう問題の解決をしようとする人はいるが、途中で無理を悟り、伝統的大企業から出て行ってしまう。優秀でやる気に満ちた人が嫌になっちゃう訳です。典型的な大企業病なんだが、これは株主重視とかプロ経営者とかバズワード的用語での対策で解決する訳ではないのがやっかい。