サッカー観が一変するガンバ大阪の募金140億円で作った新スタジアム観戦ガイド

かっこいいなぁ。見に行きたい。

現場に行ってきました。臨場感は最高ですが課題もちらほら。アクセスがあまりよくないのは、本当は大阪駅前に作れば良かったと思う。関係者は橋下市長に蹴られたと言ってましたが彼は合理的に判断する人物ですから、本当に良いプランであれば決断していたはず。そこは本来粘るべきでした。まあこれは仕方ない。次に試合状況を伝えるスクリーンが小さい。パナソニックはスタジアム管理システムに本格参入するんだったらお膝元のスタジアムにはどでかいスクリーンをピッチの上にある4面で作って欲しかった。まあこれからグレードアップできます。あとエンタメシステムだったり普段からスタジアムに行きたくなる様な仕掛けが必要ですね。それと、これはいい意味で誤解を受けてますが、募金といってもパナソニックなどのガンバの支援母体の企業からの寄付が大半です。これはガンバが指定事業者になってスタジアムの運営依託費を吹田市から貰うスキーム。膨大な固定資産税を払わなくてよくて、建設にかかったコストを毎年の運営依託費で回収するスキームです。その意味でもガンバのスタジアムのスキームがこれから日本全国でコピーされていくことを望みます。寄付方式にすると地元の寄付したファンの参加意識も上がりますからね。

サッカー専用の「市立吹田サッカースタジアム」。まだ、行ったことはありませんが、行かれた方たちからも素晴らしいスタジアムと聞きます。欧州などのトップスタジアムと比べても遜色はないと。ただ、スタジアムを核とした本当の街づくり、スポーツビジネスとしての観点では、まだまだ未開発とも指摘されています。吹田市も、あまり積極的でなかったとも言われています。下記は、スイスのベルンのスタジアム。こうしたアプローチが今や世界レベルです。http://www.jleague.jp/video/detail/518/

スタジアムはスポーツの醍醐味を伝える要。素直に羨ましいです。

そしてこれだけ評価の高いロールモデルがあるのに、広島では市長が多目的型スタジアムを作ろうとしていて、サンフレッチェがこれに反旗。揉めに揉めています。

http://www.sanfrecce.co.jp/peace_stadium/

できれば、いい形で広島にも波及してほしいです。