全コンビニに無人レジ 大手5社、流通業を効率化
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国内5社が共用でコンビニの無人レジ化は歓迎ですが、まだ大きな課題が残るので2025年までと長期目標になりましたね。
ローソンがパナソニックと組んでトライしたレジ無人化は第1次案はお客にバーコードスキャンさせる方式だったので否定され、次にRFID方式のICタグによる自動読み取りで成功した事で、コスト課題があっても経産省のビッグプロジェクトに昇格ですね。
最大の課題であるICタグのコストと形状ですが、先ずコストは目標コストが1円と厳しくICチップのフイルムプリント印刷化が出来るといいですね。DNPその他の研究開発に期待です。
次に形状ですが、コンビニ商品は基本的にプライスタグが付いてる商品が少なく、箱入りなら箱への装着(プリント)で、缶コーヒー等は底への装着(接着)が有望でしょうか?
いずれにせよ簡単装着できる材質形状が必要です。また不正防止も考慮する必要がありますね。
これが実用化すれば店舗什器毎高価なセンサー/カメラ装備の新店舗にリニューアルが必要の米アマゾン方式よりは日本の実情に合った無人レジ化が可能になり、2025年頃には決済もスマホでOKの時代となり、レジ人件費の削減とレジ教育&熟練者不要効果によりオペレーションの負荷軽減も大きいでしょう!
それに現金が無ければコンビニ強盗も来ませんよね!
<追記>顧客動向分析が不利ではとの意見がありますが、それは逆でスマホで購買者と購入商品の完全紐付けが出来ますから各店毎に最適な品揃えへの大きな原動力になりますので業績UP効果も大いに期待できます。
注目のコメント
ICタグの取り付けを、誰の負担で行うのか?
コンビニ? メーカー? 卸先?
過去、JANコードが無かった時代から、
JANコードが当たり前の時代への変化の時には、
メーカーがJANコードのシールを貼ったりしていました。
そして、印刷されるようになり、ほぼコストがかからない状態になりました。
その経緯からすると、コンビニはノーコストで、
まずコンビニ向けだけにメーカーが貼り付け、
そのうち、全小売業に広げることになります。
レジも全部入れ替わることになりますし、
物流業でも導入することになるでしょうから、
大きなビジネスチャンスが生まれますね。技術的にはなんら新しいものではなく90年代から存在してました。しかし世界最大の小売ウォルマートですら失敗の連続であったRFIDは今ではユニクロ系GU等が細ぼそと運用しているくらいです。課題は一にコスト、ニに標準化です。
全く同じケースがJANコード(バーコード)です。普及30年ほどかかりました。コスト問題と標準化が当初取り沙汰されたものの、普及の大きなきっかけの一つはやはりセブンイレブンでした。全納入業者にバーコードを求めたのです。圧倒的バイイングパワーを有する同社の求めに応じざるを得ず一気に普及したあの時のように、むしろ全コンビニが結集する今回は更に強い推進力ではあると思います。コストも普及すれば採算は合うでしょう。
レジ打ちからバーコードへの技術革新は、結局行列が短くなる程度の変化しか起きませんでしたが、RFIDは買い物かご一括で読み取るので劇的にレジのスループットが短縮するため、コストと標準化さえクリアすれば無人化は間違いなく一気に進むでしょう。
なおAmazon Goのセンサー+AI方式はまだ厳密には実用化してないので比べるのは酷かもしれません。
しかしこちらが世界では標準化がする可能性もあり難しいところですが、日本では特に地方の人手不足等差し迫る危機は待ったなしゆえ、既存プルーブンな技術のRFIDを担ぐのは必ずしも悪手とも言えず、判断が難しいところです。この手の取り組みは企画が乱立すると意味がないので経産省ナイスプレーですね。
記事をよくよく読むと「コンビニで扱う商品につける」と書いてありつける主体は書いてない。コンビニは「レジを導入する」とだけ書いてあります。
タグコストと貼り付けコストを誰が負担するかですが、普通に考えてコンビニ側がやる気はしないので、コスト負担はメーカーでしょうね
オペレーション的には、メーカー側でつける場合はコンビニ向けのみ別ラインにするか、これを機に全商品につけるか。コスト的に後者はないでしょうが、もしそこまで踏み切るなら、あらゆるちゃねるでの自動レジ普及が進み流通過程での在庫管理もできるようになる。
一番現実的なのは、コンビニ各社の専用物流センターを運営する卸が貼り付け、タグコストと貼り付けコストをメーカーにセンターフィーに上乗せして徴収するという方式ですかね
当面は補助金でも出るんでしょうが、どこまで量産効果が効くかですね