カードローン メガバンク３行の融資残高８％余増加

銀行が、資金調達によって産業を育てるという本来の役割から、ドンドン離れていっています。
老齢化した日本経済を、金融緩和という小手先で成長させようという政策には無理があると思います！！

銀行も生き残りに必死です。ある銀行でもカードローンのご担当者さんがウェブ担当になってCTRがどうとか、SEOがどうとか、GDNがどうとか言っているのを聞いて変わったなぁと感じました。

過払い金請求（過去の負債）がなければ、個人向けローンは儲かります。
大数の法則により、市況がよほどの変化をしない限り与信管理は想定内にできますし、何より高額な利息をとれる。

こんな美味しい商売はありません。また、利息を制限する法律を作らなくちゃいけないぐらい、借り手は数多。

個々の事情はあるのでしょうが、商売以外で10%を超える金利の無担保ローンを組む理由は理解出来ません。
日頃、貯蓄ができてない人が利用するような気がしているので、備えは大切だということを子供たちには伝えようと思います。

結局確率論ですから、貸出が伸びても返済できない人の割合は変わらないと思います。ただ、返済できない人の絶対数は増えるので、不幸になる人は増えると思いますが。もしかしたら、銀行のカードローンがなかったら、もっと悪徳業者に行っていたかもしれないので、それとの比較でいうと不幸かどうか不明ですが。