中国経済界を揺るがした2018年十大事件
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36Krが、2018年に起きたさまざまな出来事を振り返り、中でも経済的・社会的にインパクトの大きかった出来事を「十大事件」としてピックアップしました。
・京東集団の劉強東CEO、性的暴行容疑で逮捕
・配車サービス「滴滴出行」で殺人事件
・バイトダンスとテンセントの争い
・Facebookによる個人情報流出
・ニューエコノミー企業のIPOラッシュ
・バイドゥ陸奇COOが突然の辞任
・資産運用業界の変革、シャドーバンキング抑制
・テンセント事業再編、法人向け事業を強化
・アリババのジャック・マー会長が電撃引退
・美団点評によるモバイク買収、シェアサイクルブームの終焉
注目は、ニューエコノミー企業のIPOラッシュ。2019年を占うカギだ。中国には、BATJ(バイドゥ、アリババ、テンセント、ジンドン)の他に、PATH(平安、アリババ、テンセント、ファーウエイ)という呼び方もある。さらにそれらに続くものとしてTMD(今日頭条、美団、滴滴)やPKQ(拼多多、快手、趣頭条)がある。
記事中の企業価値トップ10をみると
1 アントフィナンシャル(アリババ)
2 滴滴出行
3 阿里雲(アリババ)
4 今日頭条
5 菜鳥網絡(アリババ)
6 陸金所(平安)
7 貸借宝
8 微衆銀行(テンセント)
9 口碑(アリババ)
10 京東金融(ジンドン)
で、どこの色もついていないのは、借貸宝だけである。アリババ系が4社と断トツ。今年もファーウェイは意味が変わってしまったが、BATJ、PATH、TMDを中心に動くのは、間違いなさそうだ。