マーク・ザッカバーグが隠し持つ「米国大統領になる夢」
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シリコンバレーとワシントンDCが以前より接近している感じは最近ヒシヒシと感じます。それはシリコンバレーのテック企業がアメリカ経済のメインストリームに組み込まれつつあるということです。
その中で、教育あるアメリカ人なら、「問題があれば、人任せでなく自分の手でなんとかしよう」と考えるのがこの国の空気。トランプが跋扈する状態をなんとかしなければ、この格差社会をなんとかしなければ、ならば自分が火の粉をかぶろう、と思ったとしても不思議ではありません。
そして、シリコンバレー人としては、オバマがシリコンバレー・フレンドリーだったために「よかった」と思うことが多く、またオバマの選挙キャンペーン以来、若い人たちが政治を身近なもの、自分のものと考えるようになったのでは、というのも少々感じます。今のサンダース旋風もその一環ですし、ザッカーバーグはそういう雰囲気をじかに体験したオバマ世代です。
ザッカーバーグはユダヤ系ですが、まだユダヤ系の大統領というのはアメリカでは出ていません。まだ道は遠いですが、私としては応援したいですね。ザッカーバーグなどが中心となって2013年4月に立ち上げた政治団体「FWD.us」。移民法改正を大きなテーマとして掲げ、シリコンバレーで一目置かれる経営者も参加している。
もともと西海岸のIT企業はワシントンの政治に距離を置いてきた。しかし無関心でいられなくなった背景には、シリコンバレーにおける格差拡大もある。以前、フェイスブックが本社を置いていたパロアルトでは、国道101号線を境とするイースト・パロアルトに低所得者層が広がる。親が不法入国であるため、戸籍を持たず大学進学や就職もままならない若者も多い。
ザッカーバーグらはインドや中国からスタンフォード大学に入る優秀な学生を確保することに関心が高かった。移民問題に政策課題を広げたことに対し、当初、米人権団体などからは「結局は企業経営者として、安い人件費の若者が欲しいだけ」という冷ややかな見方もされたが、シリコンバレーのIT企業とオバマ大統領の関係はそう悪くないだろう。
ザッカーバーグはトランプ批判めいたことも言っている。気になる存在が、ローレン・パウエル・ジョブズ。そう、スティーブ・ジョブズの奥さんさんだ。ヒラリー・クリントンと親しく、一時期、米メディアからは大統領を目指す「ヒラリー陣営のキングメーカー」になる、という報道もあったが・・。