Uber Technologies is a technology provider that matches riders with drivers, hungry people with restaurants and food delivery service providers, and shippers with carriers.
時価総額
23.1 兆円
業績
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元CEOのトラヴィスが、パリでタクシーを拾えないことを課題意識から、2010年にサンフランシスコからボタン一つでブラックカーを配車できる「Uber」がはじまりました。
それからたった8年で、今では14兆円?!とも言われる世界最大の未上場テクノロジーカンパニーとなりました。
そんなUberの上場は、アメリカだけでなく世界がより良い方向に行くために大いに期待です。そのキャピタルゲインがまた世界を前進させる、「次のUber」に投資されるのを期待してます!Uber Japan の初期に関わった自分としては、本当に嬉しいことです!
今ある仕事の半分は干支で一回りに過ぎない2030年迄にAIに置き換わるなんて言われるけれど、ウーバーの急進はその象徴の一つでしょう、たぶん。
素人が運転する訳の分からない車なんか怖くて乗れなかった時代、専用の自動車と駐車場とプロの運転手といった設備を整え、然るべき認可を得たタクシー事業は重要な社会インフラでした。当然コストが嵩んでサービス料は高くなる。
95パーセントの時間は放置されている自家用車とオーナーの暇な時間を使って提供するウーバーの配車サービスは、専用の車も駐車場もプロの運転手も無用な分だけ台数も多くコストも低い。道を知らない素人でもGPSで目的地にたどり着くことが出来るし、決済記録と走行記録の膨大なデータが残れば安心安全な車と運転手が自ずと分かる。そうなると、専用の投資と認可を要するタクシーという社会インフラは無用です。
ウーバー流の配車サービスを旧来のタクシー業法で白タクとして規制し、政府の認可を得たタクシー事業の一部としてしか認めない我が国では、こんな企業の誕生と成長はあり得なかったに違いない。様々な規制で新しいものが雁字搦めに縛られる我が国の現状に鑑みて、ちょっと複雑な思いでこの上場を見ています (・。・;
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ウーバーのバリエーション推移。
Oct 2010 $5.4M
Feb 2011 $60M
Feb 2012 $346.5M
Aug 2013 $3.7B
Jun 2014 $18.2B
Dec 2014 $41.2B
Feb 2015 $42.8B
Jul 2015 $51B
May 2016 $66B
Aug 2016 $68B
Jan 2018 $54B ←SoftBank
2019 IPO $120B?
https://files.pitchbook.com/website/files/pdf/Uber-Timeline-v2.2.pdf
反面、昨日、千葉でタクシーに乗ってカード支払いで、と言ったら舌打ちされました(泣)
日本がサービス大国だとかおもてなき文化だとか思っているのは実は日本人だけかもしれないな、と改めて感じた、Uberとタクシーの違いでした。
120bnの時価総額は、GMとFordとFiat Christlerの3社の合計より大きい。
Uberは今回のテックトレンドの象徴、スマホシフトの完成形、ソフトウェアが飲み込むリアル産業への黒船。
上場の成功がシリコンバレーのエコシステムに還元する資金、人材、知見。その規模も意義もとてつもなく大きい。逆に2019年、それ以降のテック業界を占う最重要イベントと言っていい。
ブロックチェーン、AIに並び新時代の革新的領域と呼ばれるシェアリングエコノミーの代表格、Uberの上場は新しいビジネスモデルが確立されたという象徴とも言えますね。
シェアリングエコノミー領域だけでも、
Uber
Airbnb
WeWork
滴滴出行
など既に200億ドル以上の評価額を得てるユニコーン企業が数多く存在します。
今後これらの企業が上場することでどのような戦略を打ち立てるのか。要注目です。
UberにとってIPOは始まりに過ぎないと思いますが、引き続きタクシー、宅配だけでなくシェアリングエコノミーの新たな地平を切り開いてほしい!