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地熱発電へ蒸気調査…赤井川

読売新聞
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    地熱発電って、穴掘って蒸気を取り出してタービンを廻して発電、なんだよね。
    蒸気をつかってるから、量が減ったり無くなったりしたら、新たに穴を掘る、と。
    その費用も凄いし、穴掘っても外れることもあるからCPが悪いとか。

    で、効率の問題はあるけど、蒸気を使うんじゃなくて”熱電対”の利用での発電は無理なんでしょうか?
    #NewsPicks


注目のコメント

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    金融・企業財務ピッカー / 京都大学大学院在籍

    (以前書いたものの抜粋です)
    財務的な見地から。地熱開発には多額の資金が必要であり(一般に地熱貯留層に達する井戸を掘るのに1km当たり1億円程度要すると言われます。井戸は複数必要です)、また井戸を掘っても地熱貯留層に当たるか分かりませんので開発リスクが高いと言えます。さらに、地元の方々にご理解・同意を頂くための手続き開始から、設備を建設し実際に運転開始を行うまでに5-10年程度要します。
    地熱発電事業を財務的な観点で見ていくと、地熱開発では開発投資のためにアップフロントで多額資金の流出があり、開発の性質上投下資金を一部回収できないリスクがあり、さらに運転開始・売電収入計上まで長いリードタイムを要すという独特の事業特性があります。そのため、民間と市場原理に任せたままでは地熱の事業化が進みづらいという状況にあります。

    一方、日本には豊富な地熱資源のポテンシャルがあり、地熱はベースロード電源となりえ、かつ設備の償却後には発電コストの低下が期待されるというメリットがあります。そこで、日本政府は東日本大震災後、記事にある規制緩和に加え、独立行政法人JOGMECによる次のような地熱開発の支援制度を整備しています:
    ①地熱資源開発調査に際して助成金を付与すること
    ②地熱資源の探査に必要な資金をプロジェクト会社への出資という形で供給すること
    ③生産までの事業費に関して、金融機関からの融資額につき一定割合債務保証を行うこと
    これらの支援制度とFIT(固定価格買取制度)の組み合わせにより、足元で地熱開発が盛り上がりつつあります。例えば、2015年1月には、Jパワー中心のコンソーシアムによるJOGMEC債務保証スキームを利用した20年ぶりの大規模地熱発電事業(42MW。秋田県湯沢市)が公表されました。

    ちなみに、私は先日、日本最大の地熱発電所である九州電力八丁原発電所(設備容量110MW)に見学に行ってきました。当発電所は標高1100mの国立公園特別地域内にあり、発電所に近づくと大量の蒸気とパイプラインが見学者を出迎えてくれます。発電所内にある生産井は30本、地中2-3kmの地熱貯留層から毎時蒸気や熱水を取り出しています。見学ツアーでは、三菱重工製のタービンが音を立てて電気を作っているすぐそばまで近づけました。なお、八丁原発電所では、予約無しでどなたでも見学ツアーに参加に参加できます


  • スタートアップ リーダー

    数万kWの地熱発電を目指して調査中の現場公開。調査段階だから当然と言えば当然だが、地味な外観。

    蒸気と発電に分けると、コストはざっくり蒸気部門が2/3、発電部門が1/3を占め、蒸気部門は採掘費と開発資金の金利が全体の40%を占める。長期かつ不確実性が高い蒸気部門の調査開発をどう軽くするかが大きな課題で、JOGMECは一定条件下で支援制度がある。
    ランニングコストで見ると、蒸気を回収するパイプの内壁に付着物が付き回収効率が落ちるが、これをどう処理するかが課題。今の所最終的にはパイプ交換位しか手段がなく(追記 AIさんのコメ通り、物理的、化学的除去で日常のメンテナンスするにしても、それ自体の難易度も高い。)、ランニングコストに繋がる結構大きな課題。

    地熱は国産の安定エネルギー源。課題は大きいが、技術と資金の集約、法整備と地元の理解を整え、実用化が加速するのを期待したい分野。


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    国際環境経済研究所 理事・主席研究員

    地熱発電は、皆さんご存知の通り、安定した電気を発電してくれますし、熱利用も可能であるなどメリットもありますが、事業として考えると課題も多い。
    開発に10年かかりますし、生み出される商品が「電気」ですから、投資回収にはそれなりに時間がかかります。熱水に有害物質が含まれる場合もあります。
    太陽光のように爆発的に増えることにはならないでしょうが、地道にコツコツと増やしていければ・・ですね。


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