東京五輪「成功要素なし」と指摘　米スポーツ経済学者

成功論者は、経済効果を多く見積もるが、この方は収益で成功不成功を判断するのかもしれない。そこで出てくるのがレガシーなんだろう。レガシーに関して、当初のアピールポイントとは異なることをしてたりする。とりあえず招致というのは言ったもん勝ちだ。でも、当初の予算よりも大きくなり国や都市の財政負担高まるというのは、スポーツという余暇を高めるものとしては、生活を揺るがしかねないものになるのでその点由々しき事態ではあるな。

何をもって成功とするかによります。東京五輪に期待します。

東京オリパラのビジョンは

「全員が自己ベスト」
「多様性と調和」
「未来への継承」

の３つです。

これらが

・どの程度達成されたか
・資源が効率的に使用されたか
・達成したビジョンに意味があったか

で成功か失敗かが判断されるべきでしょう。
色々不安ですが・・・

この方は、そのものズバリの本を書いています（「オリンピック経済幻想論」）。確かに現在のオリンピックには様々な問題点がありますが、少なくとも景気拡大や経済発展だけのためにオリンピックを開催するわけではありません。本の中で指摘されたように、観光都市に飛躍するきっかけになればいいと思います。