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特にここらへん
「『謝罪は求めない』は、『訪れて自分の目で見ることは求めない』ではありません。米国大統領オバマの広島訪問は、アメリカで心を痛めている人たちに、まず、自分たちが抱いていた心の痛みは正当だった、と思わせる効果がある。そうなれば、感受性の豊かな人びとの足も、自然に広島や長崎に向かうようになるでしょう」
歴史観に基づく長期的な戦略が大事だということでしょうね。
「歴史を一望すれば、善意のみで突っ走った人よりも、悪賢く立ちまわった人物のほうが、結局は人間世界にとって良い結果をもたらしたという例は枚挙にいとまがありません」
「Speech is silver, silence is golden(沈黙は金、雄弁は銀)」。
朝日は当日の紙面を作りにくくなりましたねw
非常に塩野さんらしい本質を突いた意見だと思います。もしみながここまで考えて行動できたらと願ってやみません。
読んでて正座してしまいそうになる感じ。
謝罪をせずとも米国の現職大統領が被爆地である広島を訪問したという事実が残るわけですし、その時に被爆国として声高に謝罪を求めるよりも礼節をもって接することのほうが相手方に与える印象は好ましい上によりインパクトが大きいものになるでしょう。
G7の時、たまたま広島にいましたが「1区画ごとに1連隊いるの?」というくらいの厳重警備と、ちょうどシーズンだった桜をあしらった丁寧な日本式のおもてなしを目にする機会がありました。
日本は治安がよく(よいイメージがあり)、食事も(健康的で)美味しいので海外の要人にも人気が高いと聞きます。ぜひ、日本らしいよい外交のエクスペリエンス(体験)を経験していただき、世界にアピールすべくよい機会になればと感じました。