実質消費支出、9月は前年比0.4%減 基調判断「横ばい」に下方修正
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9月の家計消費支出(実質)は対前年比▲0.3%、対前月比▲1.3%と再びマイナス圏に沈んでいます。消費支出は8月で底打ちしたように見え、9月の商業販売額データもそんなに悪い数字ではなかったので意外な結果でした。
今年9月はシルバーウィークの出現などで消費機会は例年より恵まれているように見えましたが、やはり可処分所得が対前年比減(対前年比▲1.2%)となったのが応えています。項目ごとで見ると、自動車やPCなど耐久財消費の弱さが出ており、可処分所得が伸びない現状ではこうした分野にカネは使えないでしょう。