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http://ameblo.jp/gohosono/entry-12283399875.html
今年の「ぶっ壊したい」シリーズの中で、一番気になっているのは強すぎる親権の問題。児童養護施設に行っても、児童相談所や一時保護所で話を聞いても同じことを感じる。
まず、子どもは親の所有物ではない。そして、家族のかたちは多様でいい。日本の制度は、血縁にこだわりすぎているように思う。
個別の施策レベルでは何が効果的なのか、私には分かりかねますが、根本的には所得の再配分先を高齢者から若年者や幼年者にシフトしていくという大前提について、国民のコンセンサスが得られるかどうかなのでしょうね。
議論した途端、即座に「高齢者を切り捨てるのか!」といった脊髄反射的反応が返ってきそうですが、リソースをどう配分するかを考えることは、経営そのもの。為政者が真正面から向き合わねばならない課題のはずです。
もし仮に、高齢者の優遇が国民のコンセンサスであるならば、民主主義国家である以上、それも仕方ないことなのでしょうし、少子化対策はそもそも論点ですらないということになります。そんな国に住み続けたいと若年者が思うかどうかは、人それぞれでしょうが。
逆説的ですが、現実には福祉制度が破綻するまで少子化が進行するというのが、少子化傾向を反転する現実的な帰着なのだろうと思います。
それにしても、駒崎さんほど主張内容以上に人物によってNewsPicksピッカーの心をざわつかせる人はいませんね。何がそこまで琴線に触れるのか不思議に感じますが、それだけ磁力をお持ちということなのかな。
改善されない要因が何かは把握できていませんが、取組めば、比較的すぐに改善できそうな課題であると思うので、少しずつでも声を上げていき、徐々に取り上げられるようになることで、改善に向けた対策が加速することを願っています。
「少子化なのに、出産費用は保険が効かない」
子供は海外で生まれたので、恥ずかしながら知らなかった。
役所は少子化対策というとすぐ、補助金や登録の必要な援助を考えそうだが、こういう抜本的な部分の改革こそが王道。
役所間の壁が立ちはだかりますよね。「保険料が上がる」と脅しますか? 他の支出を抑えればいい。
「ひとり親貧困率54%なのに、養育費支払い率2割」
離婚した母親だけでなく、初めから一人で産む覚悟のあるシングルマザー含めてのサポート体制を是非。
日本の婚姻形態もどんどん変わってきています。養子縁組も併せて、制度もフレキシブルにしないと。
本当に国家存続の危機なら、役所の垣根を超えた規制緩和と制度改革を。
確か少子化は省庁横断のチームで対策に取り組んでいるはずですので、何が解決のボトルネックなのかわかりませんが、是非政治改革のスピードを上げて欲しいですね。
他に気になる点は
・保育士の待遇改善
・保育園・幼稚園を新設する際の基準の厳しさをどうにかできないか(←研究しています)
・保育園・幼稚園新設のときの地元の反対運動や公共交通機関での鳴き声や乳母車に対する「反感」の改善
などでしょうか。
日本は諸外国と比べて海外展開しなくてもやって行けている業種が多いですが、それは1億以上の人口があればこそ、です。日本を発展とまで言わなくても沈没させないようにするには子供の数を増やすことは必要命題だと思います。