今村復興相を更迭　大震災「東北で良かった」と発言

テレビの世界では、発言の能力が低い人を、「ポンコツ」といいます。
「あのタレントはポンコツだから、うちの番組にはもう出演させない！」と言った具合。

今村復興相は、ポンコツそのもの。
大臣がこれでは困ります。

ただ、ニュース映像を見れば、彼に悪意があっての発言ではなく、ポンコツゆえの失言であったのは確か。
大々的に扱うメディアの見識も、どうかなと思う・・・。

これは許さん。
復興大臣としてこれほど不適切な発言はありません。
私はこんなこと滅多に言いませんが。
辞任してもらうしかない。

(追記)
1万5千人以上が亡くなっています。
被災地を見ていながら、この数字を知りながら、この発言が出るなら、常軌を逸しています。
仙台出身であり、震災発生直後から被災地支援に取り組み、3県を駆け回った身としては、許せる発言ではありません。

(追記2)
辞任を決めたようですね。
妥当です。

東日本大震災と同規模の地震であるスマトラ島沖地震の死者は20万。ハイチ地震の死者は30万です。「東北でなければ、被害はより甚大だった」のは確かです。
ですが、復興大臣のこの発言は、とても受け入れることはできません。
復興を考える時に、国や政治家の発言を気にするべきではないと通常は考えているのですが、これは流石に・・。