中国サイバー攻撃、巧妙化…ミサイル情報も盗む
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巧妙化というのは、直接ペンタゴンやNASAの機密データを狙うのではなく、下請けや、代行会社を狙うという手口。
国交が分断すると、ますますハッカーによる情報盗難が増える。IoTの時代になると、武器による攻撃よりサイバー攻撃の方が威力がある。
強固なセキュリティ対策、AIによるサイバー防御がこれからは特に重要になります。企業はパートナーを含めた総合的対策が必須となってきました。本日まで、ロシアに出張していたので、電子デバイスを使用することができませんでした。
ロシアだけでなく、中国も、そして多分ほとんどの国が、自国のネットワークに接続した人の、携帯電話を含む電子デバイスから欲しい情報を抜き取り、またマルウェア等を埋め込むことができます。
ある米国のシンクタンクでは、特定の国に出張する際には、新しいパソコンを携帯し、帰国したら廃棄すると言っていました。新しいパソコンだからと言っても、組織のメールサーバなどにはアクセスしませんから、結局、出張中は音信不通になるのです。携帯電話は緊急連絡用に必要なので持って行っても、帰国したらすぐ買い替えるとも言っていました。
日本の組織は、どの程度の緊張感を持って、構成員を海外出張に出しているでしょうか。
海外から日本のネットワークにサイバー攻撃を仕掛ける方法は複数あり、考えられる方法は全て既に実行されていると考えて対応すべきです。
サイバー攻撃も、弱い部分から浸透されます。軍や政府と契約している企業は、会社によってセキュリティ・レベルが異なるかもしれません。ネットワークを使って顧客と頻繁に連絡する必要があるホテルのセキュリティも難しいかもしれません。
そして、海外で電子デバイスをネットワークに接続すると、その電子デバイスに登録されているサーバにアクセスされる可能性もあります。
官民の間、官の機関の間、民間企業の間のサイバーセキュリティを統一することが出来れば、サイバーセキュリティとしては最善でしょうが、種々の理由から抵抗もあるでしょう。
組織的な対応を必要とするものの他に、人の意識によって防げる部分は、自分たちで防がなければなりません。極端に言えば、個人の利便性の追求が、国の安全を脅かす可能性すらあるのが、サイバー・オペレーションなのです。サイバー攻撃は攻撃側が先手を取るため防衛するのには少なくともタイムラグがかかる。その時間を利用してまた新しいプログラムを作る。現状の偏ったバランス関係を修正する方法はあるのでしょうか。