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おっしゃる通りだと思う。
私は昔は日本はオランダのようになれるかと思っていたけれど、最近はそれも無理そうだからポルトガルのようになるんだろうなと思っている。
まあ、国って概念はいつまで残るかわからないし。

でも日本文化の持っている独特のアイデンティティはきっと世界の役に立つからなくならないで欲しいのだが。
「成功体験を捨てよ」は確かにその通りなんですが、これだけ技術水準が高く、ダントツで世界最大の対外純資産国が先進国陥落するとまではイメージしにくいです。
「しかし土方さん」と、沖田はちょっと黙ってから言った。
「新撰組はこの先、どうなるのでしょう」
「どうなる?」
歳三はからからと笑った。
「どうなる、とは漢の思案ではない。婦女子のいうことだ。漢とは、どうする、という以外に思案はないぞ」

(司馬遼太郎 燃えよ剣 より)

この場面は鳥羽伏見の戦いで敗れ敗走する幕府軍を前に、将来を悲観した沖田総司に、土方歳三が答えた言葉です。
日本の未来は決して容易ではないのかもしれないけれど、先がどうなるかを思い悩むより、自分はどうするのか考える。
いつの世もこういうカッコいい漢になりたいものですね。
各論は是々非々ですが、総論(タイトル前半部)は不同意です。

そもそも、先進国には実は明確な定義がありません。目くじらたてて論じる事に生産性はありません。

佐藤さんが言う末期症状な面も、堀江さんが言うて手遅れな点も、たくさんあります。同時にいまだ他国に相対的に優れている点もある。
シンガポールに暮らしてると日本人がまるでパラダイスのように語るこの国のダメダメな点も多々見えるし、その逆も見えます。

さてこの手の論の最大の問題は、国単位で語る事の限界だと私は思います。

ジャカルタやホーチミンと日本の山陰や東北を比べてどちらが先進国的か。
深センやベルリンやバンガロールと比べて東京はイノベーティブか。

アーバナイゼーションとグローバリズムによって、国家間の差より都市間の差、人々の分断のほうが、圧倒的に大きくなっているのです。
Nation states、国民国家単位で語るこのような論説、それこそが時代遅れだと、私は思います。
【2018.1.23 追記】
私の下記記事の原文コメントをアトキンソン氏がご覧になったようで、個別にメッセージを下さいまして、少し協議させて頂きました。
私の理解に一部誤解があったようですので、こちらで補足しております。

<新・アトキンソン×山崎大祐 日本を駄目にしたのは経営者だ。>
http://bit.ly/2DZFFV8

【以下、原文(※不適切な批判表現を削除しました。)】
あまりにもお粗末な内容で、同意している方々に「大丈夫ですか?」と問いたい内容。
補足だけしておくと、日本経済や現状の生産性を楽観視できないことだけは同意。しかしこの記事の内容は与件整理がめちゃくちゃです。

私自身この方を毎回批判しておりますが、このアトキンソン氏の主張は、人口・GDPでしか生産性を判断せずに、かつ実践的な対策をほぼ語れない(経営者が無能なのだと罵るだけ)。圧倒的に分析が浅い。
少なくとも、実質賃金停滞は?低水準な失業率は?長期デフレ経済は?国富としての豊富な対外純資産は?といった、経済をバランス良く語るための(日本の)要素分析が圧倒的に抜け落ちている。

斎藤陽さん・永濱利廣さん・伊藤智之さん・田中英人さんのご意見に同意しますので、これ以上の個人的な詳細コメントは控えますが、諸手をあげて同意している方々はもっと物事を多角的にとらえる力を養うべきです。
自分たちの世代は、日本が先進国だった時代は経験していません。

小学生の教科書から教えてもらったのは、
・バブルが崩壊して、これから経済も不安定になる可能性があること
・これから高齢化社会を向かえること

高校生になる頃に触れ始めたのは、
・Windows
・Apple(iPod)

社会人になる直前に経験したこと
・就職氷河期
・東日本大震災

課題先進国だからこそできること、世界に発信していけることを考えていきたいと思います。
かつて発展途上国に行くと物価は無茶苦茶安く、先進国に行ってもそれなりに安かった。ところが今や欧米の物価は相当高く、新興国に行ってもそれほど安く感じません。国民の豊かさが次第に新興国に追いつかれているからです、たぶん。
対外債権国で教育水準も高い日本は大丈夫、と信じたいところです。でも、国民が過去に蓄えた富の多くは国が国債で吸い上げて使い、民間の成長や将来への備えに回っていないという現実もある。
少なくともバブル崩壊以降、中国の経済基盤(名目)が39倍、韓国が8倍、欧米の国々も2倍から3倍になる中で、我が国だけが地を這うように横這いで成長しなかったことは事実です。
「ピーク時に日本のGDPはアメリカの70パーセントだったものが、今では四分の一となった。イギリスと比べても4.1倍から1.8倍に縮小」という指摘は、悔しいけれど受け入れて読み込む必要がありそうです。
完全同意です。
「日本すごい」幻想に浸っている時間が続けば続くほど、日本は静かに沈没していきます。
覚醒する必要があります。
過去の成功体験をすべて忘れ、数々の非合理を正し、国内外の社会の動きの中から新たな「ゆらぎ」を見つけ出し、失敗を恐れず果敢なチャレンジをしなければなりません。
それがフェニックス社会です!
もう手遅れかもね笑笑
日本国内にいるとこはまさに同じように思っていました。人口減少、デフレ、生産性の悪さ、暗くなる話ばかりです。
今、発展途上のフィリピンから日本を見ると良い点もたくさんあります。
生産性の悪さもあるのでしょうが、勤勉で真面目に働く良さはありますし、文化や生活の習慣も良い点が多いです。
問題は良くも悪くも日本人が現在置かれている立場を分かっていないことだと思います。
国内にいるだけでも、海外にずっといてもわからない事ばかりです。
何か視野を広げるいい方法があれば良いのですが。