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火星表面、予想以上に「生命生存に不適」か 英研究

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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    これは大きな驚きはないが、二つの意味で重要なニュース。

    まず、火星表面での現生生物発見の可能性が低くなったこと。ただ、もともと火星の放射線環境は厳しく、もともと地表での現生生物発見は期待されていなかった。いるなら地下か岩石の中だろうというのが、大方の科学者の考えだった。だから大きな落胆ではない。

    ふたつ目。これは有人探査や火星植民には朗報です。以前に堀江さんとNPで議論した火星の生物汚染について。菌が勝手に死んでくれるなら、生物汚染を抑制するハードルが下がる可能性がある。つまり、有人探査、ひいては火星植民において、COSPERの定める「汚染確率1万分の1」という基準をみたすための技術的ハードルが下がるということ。

    ただし、この発見をもって、即火星に土足で踏み込んでいいということではない。

    第一に、これは一つの研究グループが出した結果であって、コンセンサスではないこと。

    第二に、これが本当でも、依然として地下の汚染を防ぐ必要はあること。地下数センチでも放射線は十分に弱まる。足跡で土を数センチ掘ったら、そこはハビタブルかもしれない。

    第三に、殆どの地球の生物は火星表面で生存不可能だろうが、全てではないだろうこと。極限環境でも生息可能な生物もおおくおり、適応も非常にはやい。ここらへんはクマムシ先生が専門かな。

    第四に、依然として逆汚染の可能性があること。つまり火星にいる生物が地球に持ち帰られて汚染する可能性。

    とにかく、火星におけるハビタビリティーは、依然として分からないことだらけ。こういう研究や探査を積み重ねていくことで、どんな対策をどこまですれば生命汚染のリスクを充分に抑制できるかがだんだんとわかってくる。今はなにもわからないから、リスクを定量的に評価できない。あえてするなら非常にコンサバにならざるを得ない。こういう研究や無人探査をしっかりやって、「汚染確率1万分の1」を満たすための対策をきちんとやってから、有人探査や植民をするべき。それが僕の考え。

    【追記】勘違いされてる人が多いようですが、細菌が火星表面で生きれないということであって、宇宙服を着た人間は大丈夫です。むしろ上に書いたように、惑星防護が容易になる可能性があるので、有人探査にはむしろ朗報です。

    ただ、火星表面は放射線がきついので、数ヶ月の滞在ならともかく、定住するなら地下でしょうね。


  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    地球上の細菌が生きられないことを持って生命に不適と考えているということは、生命の定義が現在地球上で確認されている生命(の延長)と考えているということだが、そんなこと評価してなにか意味があるのだろうか。あ、移住して地球生態系構築したいのか。

    どうせならせめて自己複製分子とかの探索して欲しい。


  • 教育関係 エゾモモンガ


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