ロボットが食品工場の救世主になれない理由
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食品ロボット、先日は下記のPickがあった。
ニーズがあるなかで導入知見が足りないのが現状の課題とのこと。そういった状態はまさしく普及をしていくタイミングだと個人的には思っている。SIerとしても業務があるし、ロボットメーカーとしてもその導入を簡単にすることは付加価値を取れる。
https://newspicks.com/news/3121702私はこの状況はビジネスチャンスと理解しました。現場でロボットを使いこなしてもらうためにロボットSIerが必要なことはその通りだと思いますがこれだけでは部分最適化は進んでも事業者あたりの生産性が改善するように思えません。まず量を確保すること、つまり事業者を集約して規模を引き上げることが先決だと思いました。セブンの弁当・おにぎりを手がけるわらべや日洋HDは売上高2191億円の規模ですので、それくらいのパワー食品工場がもっと増えて良いように思います。さもなければ冷食がその陣地を奪いにくるだけだと考えます。
冒頭の盛り付けデモにはうちのソフトが使われています。ユーザの方が簡単に使えるようなソフト、システムを作らねば。
「ロボットアームが空揚げや梅干しといった具材を器用につまみ上げ、弁当のトレーに正確に盛り付けていく――。6月中旬に東京ビッグサイトで開催された食品機械展示会で注目を集めたのが、このロボットによる盛り付けデモだ。
今、弁当や総菜などの食品製造業で人手不足が深刻だ。主戦力であるパート職員が足りず、厚生労働省によれば、業界の欠員率は製造業全体の倍以上。加えて食品工場の7割は中小企業が占める。展示会のブースでロボットの営業にあたっていたソフトウエア会社関係者は、「地方の中小企業からの引き合いが非常に強い。各社とも東京では想像がつかないほど、人手不足が深刻な様子」と語る。」