ツイッター、動画アプリ「Vine」終了へ 身売り交渉頓挫で構造改編

写真を見るのはインスタグラムという流れか。

昨日のTwitterの決算報告の記事を読みながら、ちょうどVineとPeriscopeといったTwitterが買収したサービスについて考えていたところだった。

わずか4年前に30億円で買収したVineは6秒というモバイル時代に適した短尺ループ動画サービスで、日本でも「おおぜきれいか」さんや、いまやテレビタレントと化している「けみお」さん達を生み出した。

しかし、当時Twitter日本法人で働いていた私としても腑に落ちなかったのが、なぜTwitter本社はVineをTwitterにintegrateせず、独立のサービスとして維持しようとしたのか？ということだった。これは同様に買収したライブストリーミングのPeriscopeも当てはまる。どちらも結局、ユーザーを多く集めることが出来ないままVineはサービス終了、PeriscopeはFacebook Liveにお株を奪われた状態で、ex-Tweepとしては歯がゆいばかりだ。

Jack Dorseyは、自らのプロダクト思想に対する思い入れが極めて強く、その点ではSteve Jobsに通じるところもある。しかし、ハードウェアプロダクトと異なりソフトウェアプロダクトは、ユーザーセントリックでアジャイルに進化続ける必要がある。Jackは大変なスタイリストとしても有名で、いわゆる「モノ」に対する執着が強いタイプだ（Mike Zuckerbergとこの点においては極めて対照的）。いきおい、ユーザーの実態より、自らの思想を優先しがちになる。

Twitterが結局VineやPeriscopeを自らの成長に上手く活用しきれなかったのは、自らの枠組みの中での"Twitter"から脱皮しようとしなかったことにあるように思われてならない。実に残念だ。

えーーー！！！！

これからのTwitter復活の鍵はVineだと思ってたのに(>_<)

ワイのナイスプレイ集が・・・笑
https://vine.co/v/iABtxXYaJjP

勿体無いなあ。このサービス欲しいなあ