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コンサバティブな会社を経営してるとこういうところは涙が出るほど共感します。
『まったく新しいことを、しかも会社のいろんな人が反対しそうなことを僕がやる。総合的にいろんなもののつじつまを合わせているのに、言ったことを素直に聞かない人間がいて途中で反対されると、成功の難易度を上げてしまう。いちいち中の人間の説得に時間をかけている場合じゃないんです。』
ここは、笑うところです。
ただし、偏った一部のタレントへの仕事の集中、若い女性が男性よりも、なんだか劣るように扱われている設定などは、グローバルには通用せず、「幼稚」で「買えない」コンテンツと思われています。
女性に対する発言や、「いじる」という手法は、そのまま、訳して使ったら、おそらく訴訟沙汰になるでしょう。
以下の部分は驚きました。若者離れで、作り手も面白くなくなっている。
「テレビはどうしても、年齢層が高い人向けのコンテンツに寄ることで視聴率稼ぐしかなくなっているので、若い人向けにコンテンツを作れるというのは、若いディレクターなんかは、水を得た魚のような目をしています」
そんな思いでこれからの日本の動画メディアがどのように進化していくか注目していたが、HuluもNetFlixも期待倒れだった。私は断言出来るが、このAbemaTVは成功する。今の民放TV局が解決出来ない問題、すなわちあらゆる視聴者の多様化した興味に特化した多チャンネル化と、24時間いつでもスマホで無料で観ることの出来る手軽さだ。さらには、TVのように録画してCMをスキップされる心配も無い。弊社も積極的に参加したい。
ーーー
「僕はイエスマンをそろえるタイプじゃ全然ないんですよ。でも、かつて新事業を立ち上げたときの経験から、そういうときは言ったことにちゃんと応えてくれるメンツで固めないといけないことに気づいたんです。
まったく新しいことを、しかも会社のいろんな人が反対しそうなことを僕がやる。総合的にいろんなもののつじつまを合わせているのに、言ったことを素直に聞かない人間がいて途中で反対されると、成功の難易度を上げてしまう。いちいち中の人間の説得に時間をかけている場合じゃないんです。」
とてつもないチャレンジなので応援したいな
なお、テレビ制作の現場の凄さは、今回生放送に出させていただいて実感した。どの一人も素晴らしいプロフェッショナリズムで動いている。すごい事だととても感心した。
→経営者として「これはチャレンジしないと」と思うのであれば、そして今の様に展開の早い時代は、社内での説得すら時間をかけられないということ。走りながら考えるとよく言いますが、その通りなのですね。
藤田さんはこの構想自体はずっと前から考えていたことですし、三度目のチャレンジだったのことでした。
http://japan.cnet.com/interview/35081845
テレ朝と組んで既存のノウハウと融合し、テレビ業界に新たな風を吹かせられると面白いですよね。今後がとても楽しみです。
。制作者として、何となく、映画、ドラマ、バラエティ(最下層)みたいに思われているのでは、と、感じる時もありますが、日本のバラエティあなどるなかれ、1秒単位で緻密に視聴者が何が見たいかどう引きつけるか?を計算してます。
昨今批判も多いテレビ業界ですが、笑いも感動も情報も伝えられるテレビ、次なる道を開拓しながらも謙虚に、しかし誇りをもって番組作りしていきたいです。