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地方創生に貢献できる地域金融機関-「産業の新陳代謝」、「死んだ土地」に対する金融機関の役割

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    一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス 代表理事

    地銀に求められるのは、こんななんちゃって行政みたいな仕事ではなく、本業として地域の次なる産業、事業にしっかりと投資融資をすることに他ならない。

    公共ぽいしごとであっても建て替えが控えている役所施設をしっかり稼げる床とセットにして行政負担を軽減しつつ融資可能な条件に仕立てる公民連携開発にしたり、公営住宅の借り上げ化においても金融面から協力したりすること。地域のお金を地域の未来のためにしっかり回せる仕組みをつくってこそ地銀の役割を果たせる。

    役所みたいなことをやっても仕方ないし、そんなことやってたらますます地銀は追い詰められるだけ。新たなパイをつくるためのお金の流れをつくるからこそ銀行の存在意義はある。

    普通に地元で開業する人、新たな開発するひとに寄り添えるか、そしてそれで儲かるだけのスリムな組織になれるか?という自分たち側の問題との向き合いの方が大切ではと思う。怪しい投資信託とか売ったりして高齢者から金巻取らないと儲からないようなメタボな地銀はあかんでしょと思う。

    地域のことを考えるなら自分たちの経営モデルが変わることをまずは優先を。


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