ゴーン氏逮捕は「ホリエモン、村上ファンドの時よりひどい」 郷原信郎弁護士が指摘
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注目のコメント
一連の報道に注目していますが、事情もよくわかりませんし、私には軽々しいコメントはできません。ただ、事実の解明は予断を排して粛々と行うべきだと思う一方で、果たして今回の手順が本当に適切なものなのか、疑問に感じる点がないこともありません。
堀江さんや村上ファンド、そして決定打となった村木厚子氏の事件も含め、「地検特捜部」と聞くと、どうしても疑わしい感情を持ってしまいますし、その主張を割り引いて聞くよう、身構えてしまいます。
メディアにしても、まるで有罪が確定したかのような報じ方ですが、こうした報道とスマイリーキクチ中傷被害事件が、果たして本質的に何が違うのか、私にはわかりかねます。
ライブドア事件は、私の同年代の人間に「日本で目立つとロクなことがない」という印象を強烈に植えつけました。新興企業の発展にも少なからぬ影響を及ぼしたと感じます。本件は、外資系企業や外国人経営者にとって、日本でビジネスを行うことの是非を考える材料にはなることでしょう。
捜査は進めるべきです。ただ、その手順はあくまで適切なものであるべきです。朝倉さんに同感です。特捜案件はリークに基づく一方的なストーリーが蔓延して、フェアでない気が昔からしています。2016/5/26に「特捜強制捜査への疑念」について書いたことがあります。
https://newspicks.com/news/1466273/
—-以下、昔のコピペ—-
かつてのライブドア事件（堀江氏/宮内氏）、キャッツ/細野公認会計士事件における当事者の著書を読んで、特捜検察による「国策捜査」という言葉と自白調書偏重の裁判の存在を知りました。
特に細野公認会計士の事件は印象的でした。細野氏は私が当時所属していた監査法人内のKPMG部隊における有名な上席（パートナー）であり、氏はその高度な人格と圧倒的な会計プロフェッショナリズムに定評があった方だけに、国策捜査さもありなんと、衝撃を受けました。以来、特捜検察関連のニュースには少し身構えるようになりました。
ちなみに、田母神さんの捜査については詳細存じ上げませんし、私政治資金のルールは全くの専門外です。関係のない話ですみません（田母神さんのピリッとしたスーツ姿のNPアイコンはカッコよくて好きです）郷原弁護士は地検特捜部出身。日産についての郷原弁護士の記事は、下記でもPickしてきたので併せて。
https://newspicks.com/news/3476539
https://newspicks.com/news/3478814
記事に同意する点が多く、捜査としてはリスクが高い、先走った印象を、今されている報道や観測される事実からは個人的には感じる。
