正男氏の息子ハンソル氏、暗殺警戒し留学断念＝中国警告、厳戒のマカオへ戻る－英紙

気の毒だな。

なんということだ。命の危険を感じながら生き続けねばならないとは。かの国の業の深さをつくづく感じる。その国を生きながらえさせている国際社会の罪も、それに増して重い。
【暴走するワイドショー　金正男氏暗殺関連で】
http://japan-indepth.jp/?p=33055

ふるまいさんや山口さんの方がお詳しいかと思いますが、中国を一枚岩と考えない方がいいです。ここにも中国の権力闘争の色が色濃く出ています。

まず、江沢民派は北朝鮮の現政権（金正恩）支持派である一方、習近平派は金正恩と仲が悪く、正男氏擁護派だったと言われていますので、今回の暗殺に衝撃を受けているのは中国の国全体ではなく、習近平派になります。

中国の特別行政区のマカオは賭博と享楽とポルトガル自治領の名残という印象でしたが、ぎりぎり自由と不自由の境界線とも考えられ、なんとかここで生き延びてほしいと祈ります。